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O novo senso comum do corpo Episódio 10 Você está dormindo?

2024年8月19日


 突然ですが、あなたはきちんと眠れていますか?

 健康を維持するために欠かせないことは頭ではわかっていても、忙しかったり不安を抱えたりストレスがたまったりすると、ついおろそかにしがちになりやすいのが「睡眠」Are.

 自分で改善できれば良いのですが、中には改善が難しい場合もあります。しかし、クリニックに言って睡眠薬に頼るのもなんかコワい… 
 そんな睡眠難民の方、漢方(鍼灸)はいかがでしょうか。
睡眠薬よりは効果がマイルドであることが多いですが、中にはある程度睡眠に対して効果的とされています。
 
 身体に鍼を打つことで緊張してしまった筋肉は緩まり、血流も改善されます。
鍼の効果はそれだけでなく、不眠症を引き起こす原因のひとつでもある乱れた自律神経の調整や機能を向上させることができます。
 また痛み、痒み、耳鳴りなど他の疾患に伴う睡眠障害の様々な原因を緩和することも可能なので心身共にリラックスすることができ、結果として睡眠の質を上げることにつながるのです。

 睡眠導入剤などは確かに効果も早くて楽かと思いますが、副作用の心配もあるもの。
薬を摂取し続けると身体はその薬に慣れてしまい、次第に効果が薄れていきます。
どんどん強い薬に変えた結果、内臓に大きな負担をかけてしまったり、副作用の症状を抑えるためにまた違う薬を飲んだりと、悪循環に陥ってしまうことも。

 ですが、鍼は副作用の心配はございません。
鍼の先には薬などついていないからです。

 鍼を打つとその刺激に身体が反応して人間が持っている自然治癒力が高まります。
その刺激が身体にとって薬になるのです。

 睡眠不足の状態が続くことで体調を崩してしまい、さらに症状が悪化してしまう前に早めの対策をしていくことが肝心です。

O Novo Senso Comum do Corpo Episódio 6 Anemia e Medicina Chinesa (Acupuntura)

20245 de agosto de 2010

 漢方(鍼灸)には「気・血・水(き・けつ・すい)」という概念があり、貧血はこの「血(けつ)」が不足している状態、「血」の栄養不足だと考えています。
 漢方(鍼灸)では「血虚(けっきょ)」という状態ととらえ、漢方薬(鍼灸施術)で血を補うことで血虚を改善し、症状を改善していきます。
 場合によっては血だけでなく、気が不足している状態「気虚(ききょ)」を伴っていることもあるので、気を補う治療が必要なこともあります。
 このほか別の原因によって貧血が起こる場合は、そちらの原因をとっていくことで貧血症状を改善させることもあります。
例えば、月経によって症状が現れる人は血が滞っている「お血」の状態ととらえて、お血を改善する漢方薬が処方されることもあります。

 漢方(鍼灸)の診察では、独自の「四診」と呼ばれる方法がとられます。
一見、貧血とはあまり関係ないように思われることを問診で尋ねたり、お腹や舌、脈を診たりすることがありますが、これも貧血の根本的な原因を探るために必要な診察です。
 また、貧血になりにくい体質への改善を目的にする場合は長期にわたる服用・施術が必要となりますので、忘れずに根気よく続けることが、最大の鍵となります。
同時に食生活にも配慮して、貧血になりにくい生活を送ることも大切です。

 
鉄分の多い食品

 大豆、大豆製品、レバー、牛モモ肉、まぐろ赤身、 いわし丸干し、ひじき、もずく、のり、あさり、
牡蠣(かき)、ほうれんそう、小松菜、切干大根など


身体の新常識 第3話 脳卒中と漢方(鍼灸)

2024年7月25日


  中医学では、脳は奇恒(きこう)の腑のひとつに位置づけられており、その機能は臓腑の心(しん)・肝(かん)・腎(じん)の総合的な作用により行われていると捉えています。
 脳の発達や機能維持は「髄を生じ、脳に通じる」腎との関わりが深く、脳の人間らしい高次の精神活動は「神志(しんし)をつかさどる」心と関連しており、脳の情緒活動や自律神経系は「疏泄(そせつ)をつかさどる」肝と関係しています。脳梗塞は、これら心・肝・腎の機能失調と深く関係しています。

 なお奇恒の腑とは、中空である点では腑のようですが、精気を蔵するという点では臓のような存在なので、五臓にも六腑にも入れるわけにいかず、奇恒(いつもどおりではない、の意)と呼ばれています。

 また痰飲(たんいん)、血?(けつお)、気虚、内風などの病邪の存在も、脳の機能障害を生じます。
たとえば痰飲は円滑な脳の機能の妨げとなり、血?は血流障害の引き金となります。
気虚は脳の機能を低下させます。
内風は、脳の機能を乱します。

 現代医学的には脳梗塞は脳血管障害のひとつですが、中医学的には上記のように臓腑機能失調や病邪の存在を背景に生じる疾患です。
したがって、これらの臓腑機能の安定や病邪の除去は、脳梗塞の予防にもなります。
なぜなら心・肝・腎が安定して機能し、病邪が存在していなければ、脳の機能も安定し、脳に余分な負担もかからないからです。


身体の新常識 第2話 高血圧と漢方(鍼灸)

2024Em 22 de julho.

 漢方(鍼灸)では、高血圧の原因の多くは、血行不良による血の汚れ、また血液を送り出す『心』の失調や心との影響の深い『肝』や『腎』の機能低下や乱れなどによると考えます。
 もちろん、生活習慣が大きく影響する高血圧。塩分やコレステロールの高い食生活や肥満、運動不足、喫煙、ストレスなどのリスク要因を見直し、生活習慣を改善することは基本です。さらに漢方薬で、高血圧になりにくい体質づくりをしていきます。

 高血圧に用いる漢方(鍼灸)は、血流を良くする、肥満を改善する、自律神経を安定させる、のぼせなどの熱症状をとる、などの作用により血圧を正常にしていくものです。
血圧そのものを下げる降圧剤とはここが大きく異なります。
 このため、同じ高血圧と診断されても、漢方(鍼灸)では個々の体質によって薬の種類や施術方法が変わってきます。
実際の漢方(鍼灸)相談で多い高血圧のタイプは『?血(おけつ)』『肝火(かんか)』『陰虚(いんきょ)』です。

『?血(おけつ)』  毛細血管が血行不良を起こした『?血(おけつ)』の高血圧
『肝火(かんか)』  自律神経の乱れで気が上逆した『肝火(かんか)』の高血圧
『陰虚(いんきょ)』 加齢でからだが消耗した『陰虚(いんきょ)』の高血圧

 鍼灸治療では、ツボを刺激することで臓腑の働きを助け、血流や水分代謝の改善を促します。
 また、肩こりや首のこりが強い場合、頭部への血流障害や自律神経の働きにも影響するため、首や肩の凝りに対するアプローチも同時に行い、自律神経の働きを整えます。


漢方の暮らし 第104話 自然免疫と獲得免疫

2024年7月1日

 免疫には2種類あります。
ウイルスや細菌が入ってきたとき、それがどんなものであろうがやっつけに行く「自然免疫」と、
以前の攻撃の特徴やパターンを覚えておいて、次に同じ敵が攻めてきたときに備える仕組み「獲得免疫」です。
 
 例えば麻疹や水疱瘡などに一度かかれば、敵の攻撃の仕方を覚えているので「獲得免疫」が働きます。
この仕組みを応用したのが「ワクチン」Are.
例えばA型のインフルエンザが流行する前に「ワクチン」を接種し、「獲得免疫」をあらかじめ身体に植え付ければその年はA型のインフルエンザにはかからないということになります。

 しかし、ウイルスも黙っていません。
最近は新型コロナのようなとんでもなく強い未知のウイルスが生まれてきています。
 今後も、人間とウイルスや細菌の戦いは避けて通れない課題になるでしょう。

漢方の暮らし 第103話 免疫細胞は身体の中をパトロールしている

2024年6月27日

 人間の体の中には常に病原菌やウイルスが侵入したり、がん細胞などの有害な細胞が発生しています。
それでも人間が生き延びられるのは、身体に「免疫」という自己防衛システムが備わっているからです。

 「免疫」とは言葉通り、疫から身体を免れる働きです。
「免疫細胞」は細菌やウイルスを排除したり、がん細胞などが発生したり、大きくならないように身体をパトロールしている、身体の中の防衛隊です。

 今の時代、普通の感冒で命を落とす方はほとんどいません。
しかし現在の医療現場では、薬の乱用が原因といわれる「耐性菌」や「新型ウイルス」などが増えています。
新型コロナウイルスはとてつもなく攻撃力の強いウイルスです。
ウイルスや細菌も進化して攻撃の形を変え、どんどん強力になってしまっているのです。
 人間とウイルス・細菌のいたちごっこといわれています。
「免疫細胞」を強化して生き延びていくことが、これからの課題になるでしょう。

Vida de Kampo Episódio 101 Kampo é bom no tratamento de doenças pré-existentes

202420 de junho -

 漢方には「未病先防」というルールがあります。
疾病が発生する前に、予防して発病しないようにすることです。
 漢方と西洋医学の一番の違いは「整体観念」という考え方です。
もう一つの違いが「未病」という考え方です。

 西洋医学では、検査しても異常がなければ「○○病」という診断名はつきません。
しかし病気と健康の間に「未病」という身体の状態があるのです。
放っておいたらやがて病気になる可能性がある状態です。
病気と健康の間のグレーゾーンです。

 気虚、気滞、血虚、?血、水毒・・・・・などの体質が引き起こす疾患を、未病の段階で防ぐことが大事です。
今の時代、生活習慣や食生活の乱れでこの「未病」の段階にいる人は多いと思います。
「○○病」という名前がつく前に、防ぎましょう。


A vida na medicina chinesa episódio 87 Quando você luta, você precisa de nervos simpáticos

2024年4月17日

 結婚式のスピーチを頼まれたことはありませんか?
せっかくのご馳走もほとんど喉を通らず、いざスピーチとなると呼吸が浅くなり、心臓がバクバクして頭が真っ白になってしまうものです。
 この状態は「アドレナリン」が分泌されて、「交感神経」が過剰に反応している結果です。

 例えば猫が屋根の上で喧嘩した時を想像してください。
目がランランと光って背中の毛が逆立って、今にも飛びかかろうとする姿勢をとりますよね。
これは動物が生きていくために必要不可欠な一連の働きです。
何かを行動するときは「交感神経」が働く必要があるのです。

 この「交感神経」の暴走をコントロールする働きをするのが「ギャバ」e「セロトニン」E assim por diante.
自分で命令しなくても、身体がリラックスしているときにはこれらのホルモンが働いてくれているのです。
 車でいえば、「アセチルコリン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」などは脳の興奮を高めるアクセル役に、
「ギャバ」e「セロトニン」は神経の興奮を抑えるブレーキ役をたんとうします。

 このネットワークが繋がることで、人間の考え方や行動、喜怒哀楽などの感情がコントロールされるわけです。


漢方の暮らし 第80話 男性は8の倍数で精気が変化する

2024年3月11日

 人間の一生は大きく分けると「成長・強壮・老衰」の三段階に分けられます。
O que você quer dizer"Seki"Também「上昇・頂点・下降」O que você quer dizer「少ない・多い・少ない」と変化するのです。

 「黄帝内経」の素問・上古天真論には、次のように書かれています。

 8歳になると「腎気」が充実し始め、毛髪は元気で伸びて、歯が生え始める。

16歳になると「腎気」は旺盛になり、「精気」が充満して射精でき、男女合体で子供ができる。

24歳になると「腎気」は充実し、筋骨はしっかりして、身体も伸びて最も盛んになる。

32歳になると筋肉が強壮になり、肌肉が豊かになる。

40歳になると「腎気」が衰え始め、髪が抜け始めたり、歯が悪くなり始める。

48歳になると「陽気」が上部から衰え始め、顔面はやつれ、髪ともみあげはゴマ塩になる。

56歳になると「肝気」が衰え、筋脈の活動が自由でなくなり、性欲も少なくなり、肉体的にも疲れがたまる。

64歳になると歯は抜けて、髪も抜け落ちてしまう。

 当時は16歳で大人の仲間入りをして32歳が精気のピークで、48歳以後は精気がどんどん少なくなってしまうと言われていたのです。
 現代と比べて、どうでしょうか?


漢方の暮らし 第78話 免疫力アップには睡眠が必要

2024年3月5日

 季節にもあるように、一日にも「陰と陽」の変化があります。
"Alegre"は昼間の12時頃が最も盛んになって、エネルギーが出ていき、夕方になると"Alegre"はだんだん衰えてきて「陰」と「陽」が入れ替わります。
 「子の時刻」という23時~1時頃は、"Yin"が最も深い時間帯です。
この時間に眠りつかないと、昼に活動したエネルギーが回復されません。

 草木も眠る「丑三つ時」泥棒のゴールデンタイムですが、健康のための睡眠時間は23時から3時です。
午前1時から3時までの時間は「五臓六腑」の「肝」な働きが盛んになって血液をため込む時間帯です。
この時間帯にぐっすり眠っていると、血液が"Fígado"に貯蔵されるのです。
 血液の不足によって起こる月経不順や眼精疲労、足つり、爪がもろくなるなどが解消されます。
 この時間帯の睡眠は、
お肌に艶が出て髪が増えるので美容界では「丑の刻」を「お肌のゴールデンタイム」と呼んでいるそうです。

 つまり、「23時までに床に入り、3時頃までぐっすり、充分に睡眠をとって肝の血を補い、昼間の陽の活動の時間に備える」ことが大切なのです。
 23時から3時までの深い睡眠は、冬に限らず、春夏秋冬いつの季節にも必要です。

 といっても、仕事の関係で無理という方もいらっしゃるでしょう。

 「メラニン」というホルモンは暗くなると分泌され眠りを誘ってくれるので、欧米のドラッグストアなどで販売され「睡眠ホルモン」É chamado.
 日中は「セロトニン」が働き、「メラトニン」は分泌が少なくなります。
「セロトニン」は13時間くらい働いています。
E「セロトニン」が引っ込むと今度は「メラトニン」の出番になります。
「メラトニン」は明るい光が入る日中はひっそり引っ込んでいて、夜暗くなると分泌が始まり眠くなるのです。

 コンビニや夜の勤務の多い看護士さんなど明るい光の中では夜でも「メラトニン」の分泌が低下することがわかっています。
「セロトニン」に引っ込んでもらわないと、「メラトニン」は働かないのです。

 海外に出張していた社員のために、太陽の光線を使った時差ボケを治す部屋があるそうです。
夜勤で家に帰ったら、アイマスクを利用して、暗い状態を作って、自分専用の「ゴールデンタイム」を作り出してみるのもいいかもしれません。