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漢方の暮らし 第80話 男性は8の倍数で精気が変化する

20243월 11일 -

 人間の一生は大きく分けると「成長・強壮・老衰」の三段階に分けられます。
つまり"세키"또한「上昇・頂点・下降」つまり「少ない・多い・少ない」と変化するのです。

 「黄帝内経」の素問・上古天真論には、次のように書かれています。

 8歳になると「腎気」が充実し始め、毛髪は元気で伸びて、歯が生え始める。

16歳になると「腎気」は旺盛になり、「精気」が充満して射精でき、男女合体で子供ができる。

24歳になると「腎気」は充実し、筋骨はしっかりして、身体も伸びて最も盛んになる。

32歳になると筋肉が強壮になり、肌肉が豊かになる。

40歳になると「腎気」が衰え始め、髪が抜け始めたり、歯が悪くなり始める。

48歳になると「陽気」が上部から衰え始め、顔面はやつれ、髪ともみあげはゴマ塩になる。

56歳になると「肝気」が衰え、筋脈の活動が自由でなくなり、性欲も少なくなり、肉体的にも疲れがたまる。

64歳になると歯は抜けて、髪も抜け落ちてしまう。

 当時は16歳で大人の仲間入りをして32歳が精気のピークで、48歳以後は精気がどんどん少なくなってしまうと言われていたのです。
 現代と比べて、どうでしょうか?


한의학 생활 78화 면역력 강화를 위해 수면이 필요하다

2024年3月5日

 季節にもあるように、一日にも「陰と陽」の変化があります。
「陽気」は昼間の12時頃が最も盛んになって、エネルギーが出ていき、夕方になると「陽気」はだんだん衰えてきて「陰」と「陽」が入れ替わります。
 「子の時刻」という23時~1時頃は、「陰」が最も深い時間帯です。
この時間に眠りつかないと、昼に活動したエネルギーが回復されません。

 草木も眠る「丑三つ時」泥棒のゴールデンタイムですが、健康のための睡眠時間は23時から3時です。
午前1時から3時までの時間は「五臓六腑」の「肝」な働きが盛んになって血液をため込む時間帯です。
この時間帯にぐっすり眠っていると、血液が"간"に貯蔵されるのです。
 血液の不足によって起こる月経不順や眼精疲労、足つり、爪がもろくなるなどが解消されます。
 この時間帯の睡眠は、
お肌に艶が出て髪が増えるので美容界では「丑の刻」を「お肌のゴールデンタイム」と呼んでいるそうです。

 つまり、「23時までに床に入り、3時頃までぐっすり、充分に睡眠をとって肝の血を補い、昼間の陽の活動の時間に備える」ことが大切なのです。
 23時から3時までの深い睡眠は、冬に限らず、春夏秋冬いつの季節にも必要です。

 といっても、仕事の関係で無理という方もいらっしゃるでしょう。

 「メラニン」というホルモンは暗くなると分泌され眠りを誘ってくれるので、欧米のドラッグストアなどで販売され「睡眠ホルモン」と呼ばれています。
 日中は「セロトニン」が働き、「メラトニン」は分泌が少なくなります。
「セロトニン」は13時間くらい働いています。
그리고「セロトニン」が引っ込むと今度は「メラトニン」の出番になります。
「メラトニン」は明るい光が入る日中はひっそり引っ込んでいて、夜暗くなると分泌が始まり眠くなるのです。

 コンビニや夜の勤務の多い看護士さんなど明るい光の中では夜でも「メラトニン」の分泌が低下することがわかっています。
「セロトニン」に引っ込んでもらわないと、「メラトニン」は働かないのです。

 海外に出張していた社員のために、太陽の光線を使った時差ボケを治す部屋があるそうです。
夜勤で家に帰ったら、アイマスクを利用して、暗い状態を作って、自分専用の「ゴールデンタイム」を作り出してみるのもいいかもしれません。

한방의 삶 제72화 겨울의 누룩맛 음식과 검은 음식으로 안티에이징

2024年2月2日

 五臓の関係でいうと冬は「黒い食べ物」と、「鹹味」がお勧めです。

 「鹹味」とは、「塩味」그것이.
いわゆる精製した塩ではなく、海からとれる塩の味です。

 「鹹味」は、かたくなったしこりを柔らかくする働きがあります。
身体を潤して気持ちや熱を静めたり、解熱作用や便秘にも良いとされています。
「鹹味」は、「五臓の腎」の働きを良くするとされているのです。

 漢方では、"신장"は成長と発育、ホルモンの分泌などの役割があり、不足するとだんだん加齢の症状が始まります。
つまり、「鹹味」は、物忘れや、精力減退、足腰の弱り、尿漏れ、冷え性などを防止する効果があるといえます。

 「鹹味」を持つ食べ物としては、昆布・海苔・ワカメ・海藻・いか・蟹・ナマコ・海月・蜆・牡蠣などがあります。

 もう一つ、冬の季節にお勧めは「黒いもの」아르.
「黒い食べ物」は、"신장"を元気にします。
黒豆・黒コメ・黒砂糖・黒木耳・黒酢・昆布・海苔・ヒジキ・ワカメ・プルーンなどです。

 残念ながら老化は誰でもゆっくりと進んでいきますが、スピードを落とすことは可能です。
60歳では、前後の15歳の差が出てくるという新聞記事を以前見たことがあります。
つまり、同じ60歳の人でも、53歳の若さを保っている人と、67歳になってしまっている人がいるというのです。
その差は年齢が上がるほど大きくなるというのです。

 甘いものの過食は"신장"を弱らせ、髪を弱らせます。
いつまでも若々しく、美しい髪を保つためには「鹹味」「黒い食物」を常食し、甘いものを避けるというのが漢方からのおすすめとなります。
 髪は見た目の若さを左右する一番の要因と私は考えています。
美しい髪を保ち、元気でボケないように、毎日ご飯に黒ゴマをかけて、味噌汁にワカメを入れたり、黒豆を常食しましょう。

漢方の暮らし 第65話 気の働きが低下すると

2023年12月27日

 「気」の6つの働き、「血や水の生成」「全身に栄養を運ぶ」「身体を温める」「身体を防御して抵抗力を高める」
「汗や血や尿など漏れを防ぐ」「内臓の位置を保つ」に不調が起こると、具体的に次のような不調が出てきます。

 ・ 血や水の生成が不足すると
    疲れやすい、無気力、欠伸、息切れ、声が小さくなる、目に力がない、排便の力がない
 ・ 全身に栄養が運ばれなくなると
    痩せてくる、疲れやすい、顔色が悪い、部分的な貧血が起こる、不安感やパニックが起こる
 ・ 身体を温める働きが低下すると
    手足が冷える、寒がる、尿が薄くサラサラになる、顔色が青白くなる
 ・ 身体を防御する作用が低下すると
    風邪をひきやすい、何もしないのに汗が出る
 ・ 汗や血や尿などの漏れを防ぐ作用が低下すると
    不正出血や生理がダラダラ続く、尿が漏れる
 ・ 内臓の位置を保つ作用が低下すると
    胃下垂、子宮脱、脱肛、下半身が太る
 
 びっくりするほど、こんなにいろいろな不調が起こります。

漢方の暮らし 第63話 疲れと尿漏れの関係

202312월 21일 -

 疲れやすい、無気力、持続力が低下する、集中力が低下する、手足が冷える、寒がる、風邪をひきやすい・・・
そのような症状は「気虚」という気が不足した症状です。

 そして「気虚」になると、同時に尿が薄くサラサラになる、尿が漏れる、下半身が太りやすい、胃下垂や脱肛がある、生理がダラダラ続く・・・といった症状に悩まされる方が多いのです。

 尿漏れの原因は腎の弱りが原因のことが多いのですが、気の不足、「気虚」が原因のこともあるのです。

 「気」は体の中で次のような働きをしています。
  ・ 血や水を生成する
  ・ 全身に栄養を運ぶ
  ・ 身体を温める
  ・ 身体を防御して免疫力をたかめる
  ・ 汗や血や尿など漏れを防ぐ
  ・ 内臓の位置を保つ

 この汗や血や尿などが漏れるのを防ぐという働きに不調が起きると、尿漏れや生理がダラダラ続くなどの症状が出てくるのです。
「気」の働きはたくさんあるので、「気虚」という症状は実に多くの不調が出てきます。

漢方の暮らし 第56話 肺はとっても働き者こんなこともやっている

202310월 19일 -

 「肺」は口や鼻から寒さや乾燥から防衛する働きのほかに、もう一つ、水分や栄養を組織や皮膚に運んだり、
余分な水分を排泄する働きがあります。

「宣発」と「粛降」という二つの働きによって、胃腸から運ばれてきた栄養分や水分をシャワーのように臓器や組織に運んで、皮膚を潤したり、余分な水分を呼気や汗で排出したり、"신장"に送って尿で排出する仕事をしているのです。
 この「宣発」「粛降」の作用に支障が出ると、皮膚に栄養が行き渡らなくなってカサカサになったり、水の排出に支障が起きて、顔や瞼が浮腫んだりします。
 冬は毛穴をキュッと閉じて、寒さを守り、夏は暑さを逃がすために毛穴を開きます。
運動もしないのに日中汗をかいたり、疲れると寝汗をかいたりする方、肌がカサカサしてアザが多い人は、
「肺」「宣発粛降」の作用に支障が起きているのです。

 また、「肺」の腑は「大腸」になり、「肺」「大腸」に影響して、便秘や下痢などにも関係します。
ですから、咳止めの効果がある杏は、腸を潤す働きもあり、便秘にも有効になります。

 「肺」はこのように、口・鼻・皮膚・大腸の働きに影響しているのです。

漢方の暮らし 第54話 肺はいろいろな邪と戦っている

2023년 10 월 7 일

 「風邪は百病」の長と言って、季節によっていろいろな邪を連れて「肺」に侵入してきます。

 冬場など寒い季節には「寒邪」하지만「肺」から侵入してきます。「風寒」그것은 라고합니다.
くしゃみ、頭痛や寒気を伴い痰や鼻水の色が透明で切れやすいのが特徴です。
身体を温める方法で退散してもらいます。

 梅雨の季節や夏の湿気は「肺」から胃腸に侵入してきます。「風湿」그것은 라고합니다.
下痢や発熱、吐き気、張ったような頭痛、鼻水が粘る、身体が怠い、口が渇いても飲みたがらない等の症状が出ます。
身体の余分な水を出す方法で退散してもらいます。

 夏の季節や、暖房などの暑さを伴う風にあうと熱の邪が「肺」から侵入してきます。「風熱」그것은 라고합니다.
急に咳が出始めて、頭痛や身体の熱感、喉の腫れや痛み、喉の渇きなどを伴うのが特徴です。
痰や鼻水は黄色く、切れにくくなっています。

 秋などに乾いた風にあうと乾燥の邪が侵入してきます。「風燥」그것은 라고합니다.
喉が乾燥して潤いを奪うので、乾いた咳や空咳が起こります。
喉の痛みや、痰は出ないか、また少なくて粘り、血液が混じることもあり、口や唇、喉も乾きます。
「肺」を潤す方法で追い払います。

漢方の暮らし 第49話 胃腸と脳梗塞、認知症

2023年9月17日

 胃腸の丈夫な人でも食べすぎ飲みすぎた後や、脂っこい食事が続いたり、冷たいドリンクを摂りすぎた後で疲れて身体がおも怠るく、眠たくなったりすることありませんか?
冷食、生もの、脂っこいものは胃腸の働きを悪くして、実にいろいろな疾患が出てくると考えられているのです。
 胃腸の働きが悪くなると、「気血水」の製造が悪くなって「気虚の原因になり、疲れや集中力の低下などが起こります。
「気のエネルギー」が低下すると、「気血水」の運搬が悪くなり、回りまわって、気の渋滞による「気滞」や血の渋滞による「?血」、水の渋滞による「水毒」などが起こります。

 暑くて食欲が衰え、そうめんやお茶漬けで済ませていませんか?
納涼会で冷たいビールを飲みすぎたり、激辛ラーメン店巡りなどをしてませんか?
その生活は、巡り巡っていろいろな不調のもとになるもしれません。

 元気がなくなって集中力がなくなる、イライラして不眠が続く、身体がおも怠い、慢性の頭痛、腰痛、膝に水が溜まって痛む、口臭や体臭がきつくなるなどの症状が出ることあるので要注意です。
 特に注意しなくていけないのは、「気虚」「気滞」「?血」、冷えが生活習慣病の原因になり、「脳梗塞」「認知症」がおこりやすくなることです。

漢方の暮らし 第47話 夏は熱中症と免疫力低下に注意

2023年8月23日

 夏は湿気と共に、「陽気」が盛んになり温度が最も高くなる季節です。
高温多湿の時期に注意しなくてはならないのは、「熱中症」と元気の消耗です。

 暑い夏は身体の熱を放出するために汗をかき、汗から水分が蒸発することによって身体を冷やそうと働きます。
しかし、暑さによる汗のかきすぎは水分や塩分も一緒に消耗して体の中のミネラルバランスを崩します。
また湿度が高いと汗の蒸発を妨げるので、身体に熱が籠ったままになってしまいます。
 身体に高温になったまま、ミネラルバランスが崩れると、自律神経が乱れ、眩暈や痙攣、頭痛などが起こり、
そのまま手当が遅れると命の危険もあるのです。
 「熱中症」の予防には温度と湿度を調節すること、こまめな水分補給が必要です。

 漢方では「熱中症」と同時に、「気」の不足「気虚」が起こることを心配しています。
暑さによって、汗と一緒に「気」が消耗してしまうのです。

 身体の熱を冷ます食材
  苦瓜、胡瓜、糸瓜、冬瓜、蓮根、トマト、セロリ、西瓜、バナナ、キウイフルーツ、ハッカ、緑豆、豆腐
 茶、菊花、大麦、小麦、蕎麦、蟹、蜆、昆布など

 喉の乾きを止める食材
  トマト、胡瓜、蓮根、西瓜、メロン、桃、レモン、蜜柑、葛など

 口や喉を潤す食材
  ザクロ、杏、葡萄、蜜柑、レモンなど

 皮膚や身体に潤いを与える食材
  豆腐、黒豆、杏、クコの実、白きくらげ、牛乳、蓮根、黒胡麻、牡蠣、鶏肉、豚肉など

 それぞれの症状に合わせて利用することをお勧めします。
ちょい足し漢方には、西瓜、杏、クコの実、白木耳、黒胡麻、牡蠣などをお勧めです。

漢方の暮らし 第44話 胃腸の弱い人は!!!

2023年8月13日

 食後すぐにトイレに行く人には、痩せ型で胃下垂のある方が多いです。
同年齢に人と比べると食が細い、脂っこいものですぐ下痢をする、食べ終わるまでの時間がかかる、
薄味のものしか食べたくないなどの症状がある人です。
 そのように胃腸に自信がない方は、あまり無理をしないので、長生きをする方が多いように感じています。

 逆に胃腸に自信のある方は暴飲暴食を繰り返し、秋の初め頃に夏バテする人が多いのです。
そのまま手当を怠ると、秋に疲れや、集中力の低下、無気力などの症状が出てくる場合もあるので注意してください。

 「五臓六腑」にはそれぞれ、健康に役立つ色と味があります。
甘いものは「 비 」に働きます。
甘未には滋養強壮作用があり、「血」「気」を補い、体力を増進して疲れをとる働きがあります。
 また、組織に潤いを与えたり、痛みを和らげる働きもあります。
運動した後や疲れた時に無性に甘いものが欲しくなりませんか??

 甘未の食べ物は、コメ・小麦・トウモロコシ・大豆・ジャガイモ・サツマイモ・南瓜・栗・人参・ゆり根
ナツメ・蜂蜜・甘草・朝鮮人参などです。
これらの食べ物は胃腸の働きを良くして元気を出す性質があります。
 ただし食べ過ぎは、太りすぎや糖尿病などの心配もあるので注意してください。
 甘未の食べ物の中で、ゆり根・ナツメ・甘草・朝鮮人参は漢方薬の材料、つまりちょい足し漢方としてお勧めです。