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漢方の暮らし 第34話 暑さと気力

202324 de junho de 2010

 夏は「陽気」が最も盛んになる季節です。
外の気温が最も高くなり、身体も「陽気」が旺盛になり、活動的になります。
 夏の暑さは「心」の働きをわるくして「気力」を減退させたり、精神的な不安や不眠の原因になります。

 「気力」がなくなる原因は、"Coração".の酷使で汗をかきすぎることです。
心臓がバクバクして、息があがって、呼吸が早くなり、汗をかいて、疲れて、声がちいさくなります。
極端にいえば、あの状態が「気」のエネルギーが不足した「気虚」の症状です。
発汗は熱を冷ます手段ですが、多すぎると、汗と一緒に「気」を消耗しやすいのです。
 栄養のある食事と充分な休養を取ればきちんと回復できるようになっています。
しかし、回復できない状態が続いたときに、「気虚」という体質が生まれます。

 夏の暑さで消耗した「気」を補充しないと、病原菌やウイルスと戦う元気がなくなり、免疫力の低下が起こるのです。
 上手に汗をかいて"Coração".の働きを守り、「気虚」や熱中症にかからないようにしましょう。


漢方の暮らし 第32話 その不調、PMSかも

202317 de junho -

 月経の前になる胸が張って苦しい、頭痛がする、イライラする、やる気や集中力がなくなる、仕事のミスが多くなる、憂鬱になる、誰とも話したくない、などメンタルにいろいろな不調が起こる方がいます。

 現在は「PMS」という病名がついています。
「PMS」はPremenstrual Syndromeの略で、「月経前症候群」のことであり、生理3~10日くらい前に始まる、
様々な精神的・身体的な不調のことです。

 女性は、毎月卵子を育てる卵胞ホルモン「エストロゲン」と、妊娠を維持する黄体ホルモン「プロゲステロン」が交互に働き、妊娠を成立させるという子孫繁栄の宿命を背負っています。
この二つのホルモンはとてもデリケートで脳や自律神経の影響を受けやすいのです。

 「PMS」はこのうちの黄体ホルモンのバランスが原因とされています。

 漢方では「PMS」の原因は主に"Fígado"の働きにあると考えられています。
"Fígado"の働きは気を巡らせて感情をコントロールすることと、血液を貯蔵する働きです。
 気の巡りが悪くなると「気滞」が起こり、ささいなことが気になってイライラしたり、胸のあたりが張って苦しくなったり、周囲の人と衝突したり、顔がのぼせるような症状など出てきます。
Também「気鬱」が起こると、落ち込んで何もする元気がなくなったり、一日中ボンヤリ考え込むなど悲観的な気分になったりします。

 香味野菜を使った料理や香りの良いお茶やハープを利用しましょう。
ちょい足し漢方は、紫蘇・ハッカ・・みかんの皮・ウイキョウ・菊の花など。
料理やお茶で楽しんでください。

 また生理が始まる前は血液が子宮に回ってしまうので、いろいろな部分に血液の不足が起こります。
頭部に血液が不足すれば頭痛や眩暈が起こったり、集中力が低下したり、心に血液が不足すると、不安感や不眠が起こったり、マイナス思考になってクヨクヨしたり、悲観的な気分で溜息をついたりする症状が起こります。

 ちょい足し漢方には血を補って不安感をとるもの、黒豆・黒ゴマなど黒いものやナツメ・クコの実・竜眼・真珠・牡蠣などをおすすめします。

 月経は嫌でも毎月毎月、40年近く付き合っていかなければならないのですから。

漢方の暮らし 第31話 目の疲れにお悩みなら

202313 de junho -

 この頃は、大人も子供も仕事やゲームなどで目を使うことが多くなっています。
目が疲れて字が二重に見えたり、目がショボショボしたりすることありませんか??
 漢方では目は「清目」とよび、"Fígado"は目に穴を開くといわれます。
目は"Fígado"の影響を受けやすいのです。

 そこで目の使い過ぎだけでなく、寝不足や過労、病気後、産後などで"Fígado"の働きが弱ってくると、目に影響が出てくるのです。
 現代的に考えても、目に血液から栄養を受けているのですから、目を酷使すれば酸欠になってしまうわけです。

 目が疲れたら、睡眠を十分とって「肝の血」を補充すること、レバーなど貧血を予防する食品を摂って「肝の血」を補充することが先決です。
 
 目の疲れを補うちょい足し漢方はクコの実、菊花、車前子をおすすめします。


Kampo Life Episódio 29 Se você está preocupado com a pele áspera e olheiras e rugas ao redor dos olhos

2023年6月6日

「肝班」といって、目の下あたりにシミができる方がいます。
目の周りでは毛細血管が栄養を運んでいますが、その部分の血行が不足するとクマやシワが出来るのです。
 皮膚は約一か月でターンオーバーと言って古い新しい皮膚が表面に上がってきます。
シミは紫外線が原因になりますが、血の巡りが悪くなるとシミを回復する代謝が悪くなるので、修復が間に合わないのです。
 血液不足の傾向がある方は肌のトラブルが多いので、その後の長い人生を考えれば早めの手当てが必要です。

 また血流が悪いために血がドロドロになって起こる「?血」が原因になっている場合もあります。
「?血」の原因は冷え、ストレス、食事、気の不足などいろいろな原因があるので、その対策も必要になります。

 まずは睡眠です。
"Fígado"に十分な血液を補充するためには、「丑の刻」つまり午前1時から3時の間、良い状態で眠っていることが必要です。

 また、血の不足を補うちょい足し漢方、血行を良くするちょい足し漢方を利用しましょう。
黒豆、ナッツ、クコの実、黒ゴマ、竜目などを料理に加えてみてください。

Obrigado.

20233 de junho de 2016

 お袋さんが逝去して、既に5年経ちました。
初盆にお供えした胡蝶蘭が、本年も咲きました。
 5年間も、花言葉「純粋な愛」で見守り続けているのかという思いで感謝してみてます。

Kampo Life Episódio 26: Vamos afastar o estresse

2023年5月19日

 現代はパワハラやセクハラ、学校や職場での苛めなど人間関係のトラブルが多くなっています。
 上司に無理難題を言われて頭にくる、先輩がいつも自分勝手なことばかりしている、同僚に気の合わない人がいる、夫が育児に協力してくれない、姑や小姑の監修がうるさい・・・・・。
 あなたはそのような時に、怒ったり、泣いたり、喚いたり、言い返したりできますか?

 怒るだけのパワーがない、結果にことを考えると怖くて怒れない、イライラしても今は我慢する。
そんな我慢ばかりの生活を送っていると、大脳と自律神経が乱れてしまいます。

 漢方ではストレスは「実証」といって、身体に余分なものが入って邪魔している状態と考えます。
そこで「気帯」という余分なものを身体から排出してしまえばよいわけです。

 上手にストレスを追い払う方法がいくつかあります。
 ・ カラオケはおすすめ
 ・ ゲップやオナラは、遠慮しない
 ・ 映画をで、思いっきり笑い、泣きましょう
 ・ 友達とおしゃべりしましょう
 ・ イライラにはタンパク質を食べましょう

    

A vida em Kampo Episódio 25: A amargura torna o coração mais forte

2023mai 16 -

 春の山菜には苦みのあるものが多いです。
ウド、フキ、ワラビ、つくし、セリ、タンポポなどはちょっぴりほろ苦く、子供のころは苦手ですね。
大人になって酢味噌和えにしていただくと、ほろ苦さが逆においしく感じられるようになりますね。

 春の苦味は「清熱解毒」という効果があるものが多いです。
余分な熱を冷まして身体を解毒してくれます。
タンポポやコブシ、つくしなどは鼻づまりにお勧めです。
山菜もまたデトックスに効果があります。
春野菜、山菜など旬の食べ物にはそれぞれの意味があるのです。

 「苦味」"Coração".の働きを良くします。
相生、相克のぶんるいでいうと、"Fígado"e"Coração".はお互いに助け合う関係で、苦味は肝の働きを応援してくれる関係になります。

Vida de Kampo Episódio 24: Em um dia de verão

2023年5月13日

 立夏は、昼と夜の長さ同じになる春分と最も昼の長い日である夏至の中間にあたる日です。
新緑の季節で、端午の節句やゴールデンウイークが立夏に重なります。

 暦の上ではこの日から夏が始まる日といわれますが、日本の気候ではもう少し先になります。
中国には梅雨がないので、暑さのピークは日本より少し早くなります。

 夏といっても本格的な暑さはまだまだ先のことで、季節的に暑くも寒さもなく、湿度も低く過ごしやすい季節です。
長い休みに重なるので、旅行やスポーツ、レジャーに絶好な季節を楽しみましょう。

 春の野菜はマグネシウムが多く含まれ、冬の間にため込んでいた宿便を出す効果があります。

 ほうれん草、ニラ、春菊、新キャベツ・・・・・春にはおいしそうな野菜たちが店頭に一斉に出回ります。
 この野菜たちは前の年に種がまかれたり苗を植え付けられたものです。
寒い間は土の中でじっと養分を蓄え、春になって暖かくなると一斉に芽を吹いて大きくなったものです。
 人間も同じですね。
冬の間は活動を休めて、春の活動に備えてメンテナンスに励んでいました。
 春の野菜は、そんな私たちの身体に冬の間にため込んでいた宿便を出してくれる働きがあるのです。
旬の食べ物には何かしらお意味があるということを、漢方は教えてくれます。

Kampo Life Episódio 22: Uma Pequena Coisa Azeda na Primavera

20238 de maio -

 春は五臓の色は青、味は酸です。
きんかん、カボス、みかん、キウイフルーツなど酸っぱいものは「肝」を補う食品として効果があります。

 ただし酸っぱいものはとりすぎてはいけません。
「肝の気」はエスカレートして興奮すぎると、胃腸の働きを低下させるからです。
五臓六腑のチームの中で、とは助け合う関係(母子関係・相生)ですが、胃腸とはけん制しあう関係(相克)are.
木克土といって、肝(木)が根を張りすぎると、胃腸(土)の養分が奪われてしまうのです。
これはいわゆる神経性胃炎などの原因になるので注意してください。

 紫蘇やハッカ、ミカンの皮(陳皮)はストレスを取り除く漢方の材料にも使われています。
普段の料理に是非ご利用ください。
 生姜、ネギ、ニラ、ニンニク、セロリ、春菊、セリなどの香味野菜は「気」の渋滞を取り除く働きがあるので、
イライラの傾向がある人は普段の料理に加えるとよいです。
 またコショウ、唐辛子などのスパイスも刺激作用で「気」の渋滞を解消する働きがあります。

 ただし、これらの刺激物を取りすぎると、熱を取り除くラジエーターの働き(陰)を消耗しやすいです。
陰血の不足は陰虚となり、その特徴は、顔や手足が火照る、喉が渇く、興奮しやすい、寝汗が出るなどの症状が出てきます。
この症状は、熱感があることで、自分が元気であると勘違いしやすく空元気の場合があります。
特に男性の場合、誤解を生じやすい症状がありますので注意してください。

 香味野菜やスパイスで上手に「気」を発散して、春を楽しみましょう。


Kampo Life Episódio 21 Se você ficar irritado com uma coisa trivial por algum motivo

2023Abril 29 -

 いつも穏やかな人でも、この季節だけは何となくイライラすることありませんか?
 年度の変わり目には、入学、入社、人事異動など行事が多く、環境の変化、
三寒四温などの温度の変化が身体の自律神経を乱します。
そのため、ストレスによる身体の変化が多くなる季節です。

 怒りを心の中に抑えて我慢する人、外にそのまま表す人、怒りの感情に負けて落ち込んでしまう人・・・・
いろいろな方がいます。
 漢方では、そのようなイライラや鬱は気の流れが滞っている「気鬱」「気滞」という状態ととらえ、
いろいろな対処法が考えられています。
 この"Fígado"「気鬱」「気滞」を改善してイライラや鬱を楽にする治療は「疎肝」Chama-se.

 気の流れをスムーズにする「行気」、気の詰まりを取って痛みを改善する「理気」
逆上して頭部に滞ってしまった気を下ろす「降気」などの治療法があります。

 しかし、まだ症状が軽い場合には、食べ物や茶によって改善できます。
「セロトニン」を増やす食事をするのがコツです。

① トリプトファン
  「トリプトファン」は、必須アミノ酸の1つでセロトニンを作る原料となります。
 体内では作られないので食べ物から補給する必要があります。
 含まれる食べ物…大豆製品、乳製品、卵、肉、魚、そば、バナナ、アーモンドなど
② ビタミンB6
  「トリプトファン」と同様にセロトニンを作る原料となります。
 含まれる食べ物…かつおやまぐろなどの魚、鶏肉、にんにく、アボカド、ナッツなど
③ 炭水化物
  避けられがちな「炭水化物」ですが、セロトニンを分泌するためには不可欠な大切な栄養素です。
 しっかりと食べましょう。
 含まれる食べ物…パン、米、麺類、芋類など

以上の3つの栄養素を意識して、毎日の食事に取り入れてみましょう。