전체론적 의학
身体の常識 第21話 無理なく続けられるDASH食の開発
減塩への高いハードル高血圧の原因は、ストレスや喫煙、肥満など様々ありますが、日々の食生活における塩分の取りすぎも大きな原因の一つです。
日本高血圧学会では、1日の食塩摂取量を6 g未満とすることを推奨していますが、もともと塩分摂取量が多い日本人にとって、この目標値を達成することは容易ではありません。
さらに、マルハニチロがお客さまを対象に実施したアンケートでは、減塩に対するイメージとして、「減塩した食品はおいしくないと思う」に対して「当てはまる」と回答された方が3割以上で、おいしくない、価格が高いといったイメージから、減塩食の実行・継続には高いハードルがあることが分かりました。
塩分の排出を促す食事 DASH食
DASH食とは、1990年代にアメリカで提唱された、高血圧予防・改善を目的とした食事方法で、その特徴は大きく2つあります。
● ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム)や食物繊維、たんぱく質(血管を
丈夫に保つ)を増やす
● 飽和脂肪酸やコレステロールを減らす
これらの、増やす栄養素と減らす栄養素を組み合わせることで、身体から余分な塩分を排出することを促します。
日本人向けDASH食の開発
DASH食は、それぞれの栄養素単独では弱い降圧作用しかなくても、組み合わせることで大きな作用が期待できるため、実感性が高いという利点があります。
しかし、低脂肪乳製品やナッツ、シリアル、果物・野菜を多用するアメリカ式のDASH食メニューは、日本人にとって必ずしも実践しやすいものばかりではないため、より身近で手軽な日本人向けDASH食の開発に着手しました。
日本人向けDASH食では、主に以下の点をポイントに開発を行いました。
1)和食を中心にメニュー構成。出汁や香辛料を使い、満足できる味付けに。
2)食材と味付けは日本人になじみ深いものを中心に使用する。
3)中高年の方でも無理なく完食できる量、手軽に食べられる形態とする。
4)減塩を組み合わせて、降圧作用を最大化させる。
뜸 코스
11月17日、愛知・岐阜・三重合同研修に参加させていただきました。三村直巳先生による
「灸のメカニズム・臨床」についての講義・実技でした。
お灸とは、ヨモギの裏側にある綿毛を乾燥させた「もぐさ」と呼ばれる熱源に火を点け、不調を感じる部分やツボがあるポイントなどに据える治療法です。
なじみのない人には“熱い”といったイメージが先行しがちですが、お灸が不調の治療予防に用いられる理由はどこにあるのでしょう?
「お灸は火を使いますから、熱いというのは間違いありません。ただ、我慢できないほど熱いものでもありません。お灸を据えると初めのうちは温かく、次にピリピリとした熱感を感じるようになります。この熱刺激に体が反応して、ピンポイントで血流が促進されます」
お灸について詳しく知らない人でも、「肩こりの解消にお灸」といった印象はあるはず。これは“温めると体がやわらかくなる”とイメージするとわかりやすいかもしれません。例えば、肩こりとは肩周辺の筋肉が緊張してしまい、血行不良を起こしている状態。これをお灸の温熱により、改善させているのです。
「お灸を据えると、お香のような独特な匂いがします。これはもぐさの原料であるヨモギに含まれるシネオールという香りの成分に由来しています」
제17화 비장과 위가 제대로 작동하지 않으면 비만이 된다
漢方では、肥満の原因は「食べ過ぎと運動不足」だけでなく、「体質」にも問題があると考えています。肥満を生む体質には、「脾胃」のはたらきが関係しています。
脾胃は、飲食物を消化吸収し、代謝するはたらきがある臓腑です。
現代的な胃腸のはたらきだけでなく、からだ全体のエネルギーを作り出していく大切な役割を担っていると考えられています。
脾胃が強く、消化・吸収・代謝のはたらきがすぐれていれば、食べ物をとりすぎても容易に太ることはありません。
例えば、スポーツ選手の多くは普通の人よりもたくさん食べますが、肥満の人はあまり見かけません。
それは運動をしていることによって、基礎代謝能力が備わっているからです。
しかし、普通の人がスポーツ選手と同じような食事を摂り続け、その人がもっている脾胃のはたらきを上回ってしまうと、代謝しきれない栄養物が体脂肪としてからだ中に蓄積されてしまいます。
一方で、食が細く、あまり食べない人が太ってしまうことがあります。
こうした食の細い人は、体質的に脾胃が弱いと考えられます。
消化吸収機能が低下していると、食べる量は少なくても日常的に代謝障害を起こし、からだ中に余分な水分が溜まってしまうのです。
このようなことから、肥満については脾胃のはたらきを高めることが、漢方鍼灸治療のポイントになります。
10매월 진료 및 휴업의 소식
10월간 진료 및 휴업의 통지秋の声が聞こえる美しい季節が到来しました。
ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 さて、10月は下記の要綱で診療・休診させて頂きます。
10月14日(月)スポーツの日
通常通り診療します。
24日(木)~26日(土)
臨時休診
소아 침술
9月29日、高橋日出子先生による「小児鍼」のテーマで講義実技をしていただきました。「小児鍼」は、皮膚への心地良い刺激で、全身の血流を良くし、身体をリラックスさせます。
リラックスすると情緒が安定し、夜もぐっすり寝るようになります。
成長ホルモンの分泌も促されます。
「小児鍼」は、現代の科学で検証されつつある皮膚上のツボや経絡を刺激し、
脳や内臓の働きを良くして、身体や心の成長発達を助けます。
몸에 대한 새로운 상식 에피소드 11 체질로 생각하기: "고지혈증" (이상지질혈증)」
食べすぎなどによる過剰な脂質の摂取や、運動不足などにより血液中の脂質が多くなると、余分な脂質が血管壁に取り込まれ、血管を傷つけることで「動脈硬化」が生じます。脂質異常症では自覚症状がほぼないため、大半は血液検査で発見されます。
ほとんどの人の場合、「高脂血症」が進んでもそれだけでは何の症状も起こりません。
放置すると心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの循環器疾患に繋がるため、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。症状が起き、高脂血症や動脈硬化が進んでいたと分かったときにはもう遅いというケースが大変多いのです。
脂質異常症では、食事療法や運動療法により生活習慣の改善をはかります。
禁酒、禁煙、体重のコントロールを3本柱に、食生活、ライフスタイルの改善が何より重要となります。
食事療法や運動療法を組み合わせても脂質異常症が改善しない場合、内服薬での治療が必要になってきます。
その場合、HMG-CoA還元酵素阻害薬、スタチン系薬、陰イオン交換樹脂、小腸コレステロールトランスポーター阻害薬、フィブラート系薬、EPA製剤といった薬が用いられます。
中医学では、血管壁にドロドロとした血脂がたまった結果、老廃物が滞る“痰湿(たんしつ)“と、血行不良の状態である“?血(おけつ)”が絡んでいるものと考えています。
また、脂質異常症の発症には、肥満や加齢、ストレスなどが関係しており、“肝(かん)”、“脾(ひ)”、“腎(じん)”の臓腑も深く関係しています。
肝かん 自律神経を司り、血(けつ)を貯蔵したり気血を巡らせるところで、
ストレスなどにより働きが悪くなると、血行不良の状態である?血の状態を
生み出します。
脾ひ 飲食物の消化、吸収、代謝および栄養物質の生成をするところで、
脂っこく味の濃いものを過食したり、胃腸虚弱で代謝がうまくできないと
老廃物である痰湿を生みます。
腎じん 人体を構成する基本物質である生命エネルギーの“精(せい)”を
貯蔵することで、成長、発育、老化、生殖、水分代謝を司ります。
腎の働きが悪くなると水分の排出がうまくいかず、老廃物である痰湿を
生み出します。
鍼灸治療では、その体質に対処するツボを適切に選定しアプローチしていくことで症状の軽減、緩和を目的としていきます。
ツボを刺激することで臓腑の働きを調整するとともに、血流や水分代謝の改善を促します。
脂質異常症(高脂血症)で使う代表的なツボ
足三里(あしさんり)、豊隆(ほうりゅう)、関元(かんげん)、太衝(たいしょう)など。
暮らしのアドバイス
・動物性の脂肪を減らし、魚に含まれる多価飽和脂肪酸を積極的にとりましょう
・清涼飲料水や菓子類は控えましょう
・1日15分以上の有酸素運動を行いましょう
・喫煙は控えましょう
・ ストレスを上手に発散しましょう
身体の新常識 第9話 夏の脳梗塞と漢方(鍼灸)
脳梗塞で一命を取り留めたとしても、半身不随などの後遺症が残ります。漢方では、予防が、一番大切だと考えています。
ここでは、夏の脳梗塞が、なぜ起こるのか考えていきます
国立循環器病センターの調査(2003年度)によると、脳梗塞の発症は、意外にも夏(6~8月)が一番多いのです。
同じ脳梗塞でも、冬は、心臓に発生した血栓が脳の動脈まで流れてひっかかる、「心原性脳塞栓症」が多いのに対して、夏は、脳の動脈硬化を下地にして、血管が閉塞しておこる「脳梗塞」が多いのです。
◎ 夏の脳梗塞が多いタイプ(ハイリスク)
①高血圧の方
②高脂血症の方
③糖尿病の方
④喫煙習慣のある方
⑤メタボリックシンドロームにあてはまる方
★ 一般的な夏の脳梗塞の予防法
○水分を補給する。一日2リットル以上。
○減塩する。
予防法の問題点
確かに、上記の予防法も良いのですが、夏の飲料水の消費量は、年々アップしていますが、脳梗塞は、減っていません。
なぜなら、水を大量に飲んでも、身体の全体に行き渡るわけではありません。
また、水の大量摂取は、胃液や消化酵素を薄めて、消化能力を低下させてしまいます。
漢方の観点
漢方では、人が、水を飲むと、脾(消化器)で吸収して、さらに肺(呼吸器や皮膚)に運ばれ、これが全身に巡り、腎に戻って再利用され、その間に、適度に汗や尿として排出されるとされます。
この全体のシステムの中で、水分が、津液(身体中の大切で有用な体液)として、利用されなければ、身体が、健康的に潤っているとは言えません。
夏の脳梗塞の漢方的予防の考察
夏に汗がでる時は、気(生命エネルギー)も一緒に失う。
気の働きが落ちると身体の代謝機能が低下し、脳梗塞になりやすくなる。
そこで、漢方(鍼灸)で足りない気を補充する。
夏に水や冷たい物を摂りすぎると、脾(消化器)の働きが低下し、脳梗塞などの病気になりやすくなる。漢方(鍼灸)で脾の働きを補充する。
暑い夏は、体内の熱を血流の循環によって、体表部に運んで、熱を発散させようとするため、心(心臓)に大きな負担がかかり、心が弱ると、心房細動がおこり、心臓内に血栓ができて、脳梗塞になりやすくなります。漢方(鍼灸)で心の働きを助ける。
高脂血症や糖尿病の方は血液の粘度が高く動脈硬化がすすみやすい。
夏は熱を放散させるために、末梢血管が拡張して、脳への血液の供給が低下し、一過性の虚血状態になり、脳内に血栓ができ、動脈硬化により狭くなった血管が、脳梗塞になりやすくなります。漢方(鍼灸)で血をサラサラにする。
高血圧の方は、夏は、血管が拡張するため、一時的に血圧が下がります。
但し、冷房のかけすぎや、秋から冬にかけて、肝が高ぶり、血圧が、急上昇して、脳出血になりやすくなります。漢方(鍼灸)でイライラを鎮めましょう。
以上のような複合的な要因で、脳梗塞が、夏に多く発生すると漢方では考えています。
はじめは、動脈硬化などにより、微小循環障害が起こり、脳の毛細血管が詰まり、無症候性の多発性脳梗塞(日本人の二人に一人は、ラクナ梗塞)を起こす事が多く、40歳以上の方では、脳ドックにて、よく見つかります。
ほうっておくと、自覚がほとんどないうちに、脳の大事な部分に梗塞がおよんで、中風になり、運動麻痺や知覚麻痺、感覚麻痺などを招くようになり、痴呆症(脳血管性痴呆症)になります。
また、冷房のあたりすぎや、秋から冬にかけては、血圧も自然と上昇してくるため、脳出血のリスクがたかまります。
脳梗塞は予防が一番ですね。
特別ナイトセミナー&モーニングセミナー
名古屋市中央倫理法人会 主催特別ナイトセミナー & 700回記念モーニングセミナー 開催のお知らせ
日時 9月9日(月) 午後6時30分~8時
会場 ウインクあいち 1001号室
会費 無料
テーマ 「陽転思考」
講師 小田 全宏 様
700回記念モーニングセミナー
日時 9月10日(火) 午前6時30分~7時30分
会場 KKR名古屋ホテル
会費 無料
テーマ 「日本の心と志」
講師 小田 全宏 様
問い合わせ 池田鍼灸治療院 ?0568-23-2265
陽転思考とは―
物事を太陽のように明るく転じて見ていこうという考え方です。この世のあらゆる物事に対し、良いことも悪いこともすべて含めてありのままに受け止め、そこからさまざまな可能性を拓いていこうというものです。
〈陽転思考〉は絶望したり苦しんだりした時に、そこから逃避するのではなく、真正面からその状況を受け止めて陽の方向性に導くというものです。よく「ピンチはチャンス」といいますが、まさにピンチの時にこそ〈陽転思考〉は生きるのであり、チャンスに転じることができるのです。
苦しみを乗り越えた時、それがその人の人生に鮮かな光と深みをもたらすのです。
身体の新常識 第5話 貧血=低血圧だと信じている人は大間違い
眩暈や立ち眩みなどに見舞われる貧血。そんな時、「低血圧だから貧血気味なのよね・・・」なんて早合点していませんか?
貧血と低血圧の症状がよく似ています。
頭痛や息切れ、動悸・・・こんな症状を感じたら、多くの人が「貧血気味」「低血圧だから」と感じてしまうのではないでしょうか。
けれども医学的にみると、貧血と低血圧は全く異なるもの。
病気として別物ですし、したがって対処方も違います。
そのため、その症状が貧血なのか低血圧なのか、しっかりと把握する必要があるのです。
貧血は「血液中のヘモグロビン値が低い状態」をいいます。
一方、低血圧は文字どおり「血圧が低い状態」。
どちらも全身に十分に酸素が届けられなくなる状態であるのは同じなのですが、その原因となるものが違うのです。
貧血が血液の質が悪くなることが原因で起こるのに対し、低血圧は心臓が血管に血液を送り出すときに血管にかかる圧力が低いことで起こります。
つまり血液の循環が悪くなることが主な原因です。
どちらも「全身に十分に酸素が届けられなくなる」のは、同じですから、表れる症状に大きな違いはありません。
でも原因が異なるわけですから、症状を改善するための対処法が違うことに注意が必要です。
貧血の改善には、赤血球中のヘモグロビンの減少を防ぐために、鉄分の積極的な摂取を心がけましょう。
一方の低血圧は原因によって対処方はさまざまですが、有効なのは適度な運動。
ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどの運動は血管の強化、自律神経の正常化につながり、全身の血液循環量を増やすことにつながります。
散ずる鍼を訪ねて
4年ぶりに、愛知県鍼灸師会主催学術講習会が開催され、参加させていただきました。南谷旺伯先生による、「散ずる鍼」の実技を中心にした講義。流れるような指の運びによる、刺入しない「散ずる鍼」はモデル患者も心地よく治療を受けられ、その場で痛みや関節可動域が改善し、
なにより南谷先生の優しいお人柄による絶大な安心感は治療効果を高めていると実感しました。
著名な臨床家でありながら、「散ずる鍼を尋ね続ける」という謙虚なその姿勢に感銘を受けました。
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