全人的医療
トシヨリのマニュアル 第4話 恥ずかしがらずエロティックになって
人は、日常生活の中で“いくつもの目標”を設定すると、ルーティーンな生活から抜け出せます。毎日同じことだけしていると、脳は省エネモードになって老化が進むのです。
だからこそ、小さな目標でもいいから、日々に「変化」を入れることが大事です。
そして、意欲を生み出す源は?? 「やってみたかったこと」をやることです。
新しいことを始めると、脳が刺激されて前頭葉が若返るのです。
逆に、心が弱ると体も弱るのです。
「最近やる気が出ない」というあの感覚は、ただの怠けじゃなくて、感情の老化です。
感情の老化は、前頭葉の萎縮が原因です。
前頭葉が老けると、意欲が落ちるのです。
興味が薄れるのです。
人への関心も弱くなるのです。 そして、行動が減り、さらに老化が進むのです。
ここで大事なのが?? 男性ホルモン(テストステロン)。
男性ホルモンが減ると、性欲だけじゃなく意欲全般が落ちるのです。
「なんとなくやる気が出ない」「人と会うのが面倒」 こういう感覚は、ホルモンの影響も大きいです。
逆に、セクシュアルな欲は男性ホルモンを増やすのです。
これは科学的にも確認されています。
つまり、生きる意欲と性の意欲は同じ根っこを持っています。
面白いのは、女性は更年期以降に元気になって積極的になることです。
男性はホルモンが下がりやすく、女性は逆に上がります。
だから、夫婦で老化のスピードがズレるのは当たり前です。
そして、元気を取り戻すために簡単で強力なのが?? 一日15分の日光浴です。
日光を浴びると、体内時計が整い、気分が上がり、夜の睡眠が深くなります。
これだけで、心と体の若さが戻る。
さらに、長生きする人の共通点は「肉を食べること」。
タンパク質が筋肉とホルモンを支え、体力と意欲を保ちます。
年齢を重ねるほど、肉は“薬”になります。
結局のところ?? 心が若ければ、体も若くいられる。
意欲は鍛えられます。
「やってみたかったこと」をやることが、人生の後半戦の最大の武器になります。
もっと自由に、もっと大胆に、もっと自分のために生きていい。
健康寿命は、自分で伸ばせる。

小牧ワイナリーの秋の収穫祭へ。
小牧ワイナリーの秋の収穫祭へ。ワインを味わい、クッキーを買い、焼きたてのフランクフルトにほっとする。
ぶどう畑の空気と人の笑顔がまざる、秋のひとときでした。
小牧ワイナリーは、社会福祉法人AJU自立の家が運営する福祉型ワイナリーです。
障がいのある人たちが、自分たちでぶどうを育て、ワインを醸し、販売まで担う??そんな“働く力”が息づく場所。
「自分たちのぶどうでワインを造りたい」という長年の願いが、2015年に実を結びました。

? がんの治療は、薬だけでなく “ケアの重なり” がとても大切。
抗がん剤や症状を和らげる薬、副作用対策の薬など…
1日に10錠以上を飲む方も少なくありません。
本来は、できるだけ少ない薬でしっかり効果が出ることが望まれます。
でも、薬には
・痛み
・吐き気
・便秘
・倦怠感
・睡眠の乱れ
・呼吸のしづらさ
など、つらさを和らげる大切な役割があります。
一方で、
睡眠障害・胃腸の不調・排尿の変化
ふらつき・皮膚の異常・感染リスク
といった“変化”や“安全面の注意”も出やすいのが現実です。
? そこで、鍼灸がそっと寄り添える場面があります。
鍼灸は、
痛み、便秘、倦怠感、睡眠障害、呼吸の違和感、胃腸の不調、排尿の問題
など、薬だけでは補いきれない部分をやわらげる力があります。
ただし大切なのは、
? 医師・看護師・薬剤師などの医療チームと連携して行うこと。
独断で受けるのではなく、症状の変化は
「NRS」「VAS」などの評価スケールを使って客観的に共有しながら進めることが安全につながります。
? 緩和・支持ケアの目的はただひとつ。
重い病気を抱える患者さんとご家族の“苦痛をやわらげ”、
その人らしい生活の質(QOL)を守ること。
薬と鍼灸、どちらか一方ではなく、
“支えるケア”として寄り添い合うことで、
その人の毎日が少しでも穏やかになりますように。

5. 不安(恐れ)が蓄積すると
? 不安(恐れ)が蓄積すると不安って、静かに溜まるタイプなんですよね。
怒りみたいに「うおおお!」と主張してこないです。
代わりに、こっそり背後に立つタイプです。
そして溜まってくると??
? ため息が増える
? 眠りが浅くなる
? 未来の心配を勝手に100パターン作り始める
? そして最終的に「私、今日なんか忘れてない?」
という謎の不安が常駐する
不安って、地味にしつこい。
? 東洋医学的に言うと
不安・恐れは “腎” に負担がかかっているサインです。
腎は生命力の源で、心の“バッテリー”みたいな存在です。
不安が溜まると、この腎バッテリーが弱り、
気が下がり、身体の芯がスカスカした感じになります。
すると??
? 足腰がだるい
? 集中力が落ちる
? 些細な音にビクッとする
? なんとなく心が落ち着かない
まさに 「腎が心を支えきれない状態」

3.
人はまず、言葉より先に眉毛が反応します。本人は無意識でも、眉だけが「先に失礼します」と言わんばかりに吊り上がります。
あれはもう、顔面の中で一番仕事が早い部署です。
次に反応するのは、肝。
東洋医学的には「怒り=肝のエネルギーが暴れ出すサイン」。
肝は本来、気の流れをスムーズにする“交通整理係”なのに、
怒りがたまると突然、
「今日で辞めます!」
みたいな勢いで職務放棄します。
するとどうなるか。
気の流れは渋滞、身体の中は大混雑。
イライラは増幅し、
ちょっとした物音にも「誰だ今の!」と反応してしまうのです。
さらに進むと、
怒りは身体のあちこちに“出張”を始めるのです。
? 胃に行けば → 胃痛
? 頭に行けば → 頭痛
? 肩に行けば → 鉄板みたいな肩こり
? 顔に行けば → 無表情という名の鎧
怒りって、実はとても働き者なんですよね。
行かなくていいところまで律儀に出向いてしまうのです。
そして最終的には、
「本当は悲しかった」「本当は不安だった」
そんな“怒りの下に隠れていた感情”が、
ひょっこり顔を出すこともあるのです。

人生のハンドルを握り直す ニーナ ヒデヒコ
昨日、ニーナ ヒデヒコさんの講演を聴いた。会場に満ちていた空気は、ただの“健康セミナー”とは違っていた。
静かで、深くて、どこか人生の岐路に立つ人たちの呼吸が混じり合うような、そんな時間だった。
「癌を征服するには、人に頼るのではなく、自分自身の力が必要だ」
その言葉は、まるで胸の奥に落ちる石のように、重く、しかし確かな響きを持っていた。
情報力。
思考力。
経済力。
この三つを携えて、人生のハンドルを再び自分の手に戻すこと。
それが、病と向き合うための“本当の武器”なのだと。
癌を患うと、からだは弱り、心は歪む。
その弱りゆく自分を責める必要はない。
ただ、どれほど心が揺らいでも――
「経済力だけは死守しなさい」
その言葉は、まるで暗闇の中で灯る一本の蝋燭のように、現実を照らしていた。
誰かに支えてもらうことは悪いことじゃない。
でも、最後に人生の舵を切るのは、やっぱり自分自身。
今日の講演は、その当たり前で、しかし忘れがちな真理を、静かに思い出させてくれた。
人生のハンドルを握り直す。
その決意は、いつだって遅くない。
むしろ、今こそがその瞬間なのかもしれない。

?? 6/28 市政・国政報告会に参加してきました
今日は健康ドームで開催された、 渡邊あきら市会議員・福田とおる衆議院議員による市政・国政報告会に参加しました。渡邊市議からは、 ごみ処理、上下水道、消防通報司令など、 “当たり前の暮らし”を支える現場に、 多くの職員さんの努力があることを改めて教えていただきました。 そして、 市民の声を聴き、市政に反映し、報告することが議員の責務であるという言葉が印象的でした。
福田衆議院議員からは、 医師不足、病院の赤字、医療費の高騰など、 日本の医療環境が抱える課題についてのお話。 無駄な診療や投薬を減らし、 本当に必要な医療を届けるために、国民の協力も欠かせないというメッセージが語られました。
お二人に共通していたのは、 「人と人をつなぎ、笑顔の輪を広げること」 そして、 市民・国民が毎日を 明朗・愛和・喜働で過ごせる街づくり、国づくりに尽力されている姿勢でした。
今日の学びを胸に、 私自身も地域の健康と福祉に貢献できるよう、 日々の活動を続けていきたいと思います。

「科学に裏付けられた医療」へ
児山副会長の学位授与と、国際誌 Acupuncture in Medicine への論文掲載という大きなご報告を、鍼灸師の仲間たちとともにお祝いしました。
長年の臨床と研究の積み重ねが形となり、
鍼灸の効果が「経験」だけでなく、科学的エビデンスとして示されていく流れが、いよいよ本格的になってきています。
国内外で研究が進む今、
鍼灸は確実に「科学に裏付けられた医療」へと歩みを進めています。
その節目の瞬間を、同じ志を持つ仲間と共有できたことに、心から感謝しています。
これからの鍼灸の発展がますます楽しみです。

言葉に寄り添う音って!!
言葉に寄り添う音って、こんなにも心をほどくんだなと。シンガーソングライター ハマノユリナさん、ジャズギタリスト 伊藤寛哲さん。
池田鍼灸治療院のすぐ近く、コーヒーハウス心でのライブに参加しました。
静かに染みてくる歌声と、深呼吸みたいなギターの音色。
気づけば胸の奥がふっと軽くなっていて、 美味しい料理とコーヒーが、さらにその余韻をあたためてくれました。
“音が言葉を抱きしめる夜”
そんな時間をいただきました。

中医学の教科書 第30話 胞宮(ほうきゅう)
胞宮(ほうきゅう)は、東洋医学で“いのちを育てる部屋”として描かれる特別な場所。子宮そのものを指しながら、腎・肝・脾・心・肺、そして衝脈・任脈など全身の働きが集まる中心です。
あなたのお腹の奥深くに、
“胞宮(ほうきゅう)”という静かな部屋があります。
そこは、ただの臓器ではなく、
いのちの種をあたため、育てるための特別な宮(みや)。
この部屋は、ひとりで働いているわけではありません。
身体の中の仲間たちが、毎日せっせと支えています。
? 腎は「泉」
腎は、あなたが生まれたときから持っているエネルギーの泉。
この泉が満ちていると、胞宮はあたたかく、
月経も妊娠もスムーズに働きます。
? 肝は「流れ」
肝は血の流れを整え、気持ちの巡りもなめらかにします。
肝が疲れると、イライラや張りが増え、
胞宮へ届く血の流れも滞りがちに。
? 脾は「栄養係」
脾は食べ物から気血をつくり、
胞宮へ“あたたかい栄養”を届けます。
冷えや食べすぎ・疲れすぎで脾が弱ると、
胞宮の力も落ちてしまいます。
? 衝脈・任脈は「大きな川」
胞宮には、特別な川が流れています。
衝脈は“血の海”、
任脈は“いのちを育てる川”。
この二つが満ちていると、月経も妊娠も安定します。
?? ときには、寒さが胞宮をしばることも
冷えやストレスが重なると、
胞宮の部屋に“寒さ”が入り込み、
血の流れが固まってしまうことがあります。
これを 寒凝胞宮(かんぎょうほうきゅう) と呼び、
月経痛や不妊の原因になることも。
? 鍼灸師は、胞宮の“灯り守り”
鍼灸は、
? 腎の泉をあたため
? 肝の流れをゆるめ
? 脾の栄養を助け
? 衝脈・任脈の川を通し
? 胞宮の部屋に、再び灯りをともす
そんなお手伝いができます。
「お腹が冷える」
「月経がつらい」
「なんとなく調子が悪い」
そんなサインは、
胞宮からの小さな声かもしれません。
?まとめ
胞宮は、女性の身体の中心であり、
全身の調和が集まる“いのちの宮”。

鍼灸は、その宮の灯りをそっと整える方法です。








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