中医学の教科書 第24話 小腸は受盛・化物・清濁の作用 パート2

2026年3月29日

? 受盛 ? 受けとめる力

 胃から送られてきた飲食物を、まずはしっかりと受けとめる。これは、外からの情報や感情を受け入れる私たちの心の在り方にも通じます。
 日々の忙しさの中で、何を受け入れ、何を流すか。その選択は、心身の健やかさに直結します。

? 化物 ? 変化させる力

 小腸は、受け取ったものを“精微”と“糟粕”に分けるために、さらに変化させます。
 これは、経験や出会いを自分の糧に変える「内なる消化力」とも言えるでしょう。
 鍼灸では、脾胃と小腸の気の巡りを整えることで、心身の変化への柔軟性を高めることができます。

? 清濁の泌別 ? 見極める力

 最も象徴的なのがこの作用。必要なもの(清)を吸収し、不要なもの(濁)を排出する。
 まさに、“選び取る力”の核心です。現代は情報も感情も過多な時代。だからこそ、小腸のように「何を取り入れ、何を手放すか」を見極める感性が求められます。
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