2026年

トシヨリのマニュアル 第4話 恥ずかしがらずエロティックになって

2026年9月28日

 人は、日常生活の中で“いくつもの目標”を設定すると、ルーティーンな生活から抜け出せます。
毎日同じことだけしていると、脳は省エネモードになって老化が進むのです。
 だからこそ、小さな目標でもいいから、日々に「変化」を入れることが大事です。

 そして、意欲を生み出す源は?? 「やってみたかったこと」をやることです。
新しいことを始めると、脳が刺激されて前頭葉が若返るのです。
  逆に、心が弱ると体も弱るのです。
「最近やる気が出ない」というあの感覚は、ただの怠けじゃなくて、感情の老化です。
 感情の老化は、前頭葉の萎縮が原因です。
前頭葉が老けると、意欲が落ちるのです。
 興味が薄れるのです。
人への関心も弱くなるのです。 そして、行動が減り、さらに老化が進むのです。

 ここで大事なのが?? 男性ホルモン(テストステロン)。
男性ホルモンが減ると、性欲だけじゃなく意欲全般が落ちるのです。
「なんとなくやる気が出ない」「人と会うのが面倒」 こういう感覚は、ホルモンの影響も大きいです。

 逆に、セクシュアルな欲は男性ホルモンを増やすのです。
これは科学的にも確認されています。
つまり、生きる意欲と性の意欲は同じ根っこを持っています。

 面白いのは、女性は更年期以降に元気になって積極的になることです。
 男性はホルモンが下がりやすく、女性は逆に上がります。
だから、夫婦で老化のスピードがズレるのは当たり前です。

 そして、元気を取り戻すために簡単で強力なのが?? 一日15分の日光浴です。
日光を浴びると、体内時計が整い、気分が上がり、夜の睡眠が深くなります。
これだけで、心と体の若さが戻る。

 さらに、長生きする人の共通点は「肉を食べること」。
タンパク質が筋肉とホルモンを支え、体力と意欲を保ちます。
年齢を重ねるほど、肉は“薬”になります。

 結局のところ?? 心が若ければ、体も若くいられる。
意欲は鍛えられます。
「やってみたかったこと」をやることが、人生の後半戦の最大の武器になります。

 もっと自由に、もっと大胆に、もっと自分のために生きていい。
健康寿命は、自分で伸ばせる。

小牧ワイナリーの秋の収穫祭へ。

2026年9月27日

 小牧ワイナリーの秋の収穫祭へ。

 ワインを味わい、クッキーを買い、焼きたてのフランクフルトにほっとする。
ぶどう畑の空気と人の笑顔がまざる、秋のひとときでした。

 小牧ワイナリーは、社会福祉法人AJU自立の家が運営する福祉型ワイナリーです。
 障がいのある人たちが、自分たちでぶどうを育て、ワインを醸し、販売まで担う??そんな“働く力”が息づく場所。
「自分たちのぶどうでワインを造りたい」という長年の願いが、2015年に実を結びました。

中医学の教科書 第42話 気の不調

2026年9月25日

? 気の不調のおはなし

 人の身体には、 長い年月をずっと一緒に歩いてきた“気”という力があります。
若いころは勢いよく流れていた気も、 年齢とともに、少しずつ静かに、ゆっくりとした動きになります。
 そんな気が疲れたり、つまったり、逆走したりすると、 身体がそっと「気づいてね」と合図を出してくれます。

? ① 気虚(ききょ)??気が弱ってしまうとき

? ゆっくりした原因
 長いあいだの疲れ、 食が細くなること、 季節の変わり目、 そして年齢とともに気の力が少しずつ細くなること。

? ゆっくり出る症状
  ? すぐ疲れてしまう
  ? 息が上がりやすい
  ? 声が小さくなる
  ? めまい・ふらつき
  ? 食欲が落ちる
 「なんだか力が入らないねぇ…」 そんな日が増えてきます。

? 鍼灸は
 弱った気を、そっと補っていくお手伝い。
お腹や背中を温めながら、 身体の奥の“火だね”をゆっくり育てていきます。

? ② 気滞(きたい)??気がつまってしまうとき

? ゆっくりした原因
 心配ごとが続いたり、 胸の内に言えない気持ちを抱えたり、 気の流れが年齢とともにゆっくりになること。

? ゆっくり出る症状
  ? 胸やお腹がつかえる
  ? ため息が増える
  ? 気持ちが晴れない
  ? 張るような痛み
  ? 食欲のムラ
 「胸が重いねぇ…」「なんだか気が晴れんねぇ…」 そんな感覚が出てきます。

? 鍼灸は
 つまった気を、やさしくほどいていく施術。
深い呼吸が入りやすくなり、 胸のつかえがふっと軽くなるよう整えていきます。

? ③ 気逆(きぎゃく)??気が逆走してしまうとき

? ゆっくりした原因
 急な不安、 焦り、 胃腸の弱り、 気の巡りが乱れやすくなる年齢の変化。

? ゆっくり出る症状
  ? のぼせ
  ? 動悸
  ? めまい
  ? げっぷ・吐き気
  ? 咳が続く
「気が上にあがって苦しいねぇ…」 そんな感じが出てきます。

? 鍼灸は
 上へ走った気を、 ゆっくりと本来の道へ戻すお手伝い。
みぞおちや背中を整え、 呼吸が深くなるよう導いていきます。

?まとめ

 気虚=気が弱る  気滞=気がつまる  気逆=気が逆走する
 どれも、身体が静かに出している“助けてのサイン”。
鍼灸は、そのサインにそっと寄り添い、 気の流れをゆっくり整えていくことができます。
無理のないペースで、 ゆっくり、ゆっくり整えていきましょう。

2026年9月21日

? がんの治療は、薬だけでなく “ケアの重なり” がとても大切。
 抗がん剤や症状を和らげる薬、副作用対策の薬など…
1日に10錠以上を飲む方も少なくありません。
本来は、できるだけ少ない薬でしっかり効果が出ることが望まれます。

でも、薬には
・痛み
・吐き気
・便秘
・倦怠感
・睡眠の乱れ
・呼吸のしづらさ
など、つらさを和らげる大切な役割があります。

 一方で、
睡眠障害・胃腸の不調・排尿の変化
ふらつき・皮膚の異常・感染リスク
といった“変化”や“安全面の注意”も出やすいのが現実です。

? そこで、鍼灸がそっと寄り添える場面があります。
 鍼灸は、
痛み、便秘、倦怠感、睡眠障害、呼吸の違和感、胃腸の不調、排尿の問題
など、薬だけでは補いきれない部分をやわらげる力があります。

 ただし大切なのは、
? 医師・看護師・薬剤師などの医療チームと連携して行うこと。
独断で受けるのではなく、症状の変化は
「NRS」「VAS」などの評価スケールを使って客観的に共有しながら進めることが安全につながります。

? 緩和・支持ケアの目的はただひとつ。
 重い病気を抱える患者さんとご家族の“苦痛をやわらげ”、
その人らしい生活の質(QOL)を守ること。

 薬と鍼灸、どちらか一方ではなく、
“支えるケア”として寄り添い合うことで、
その人の毎日が少しでも穏やかになりますように。

10月・11月 休診のお知らせ

2026年9月20日

 初秋の候、皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
 さて、10月・11月は下記の要綱で休診させて頂きます。


10月2 日・3日 (金・土)休診  日本鍼灸師会 全国大会 参加

11月4 日・5 日(水・木)休診 「白内障」手術

11月11 日・12日(水・木)休診 「白内障」手術


 残暑が続いております。水分補給をこまめに、どうぞお身体を大切にお過ごしくださいませ。

3,男と女が組めば鉄壁で死角なし

2026年9月16日

? 愛があるからこそ、すれ違うこともある

 「愛があるから乗り越えられる」 その一方で、愛があるからこそ 互いへの期待がふくらみすぎて、
気持ちが遠く離れてしまうこともある。
 でもね、男女の脳ってそもそも “とっさに真逆の態勢をとって、互いを守ろうとする” そんな仕組みを持っているらしい。
  ? 男性の脳は「遠く、動くもの」
  ? 女性の脳は「近く、綿密」 どちらも欠けてはいけない、
   大切な視点。


? とっさの瞬間、男女は“分け合う”

 トラブルが起きた時、脳には2つの回路がある。
  ? いきさつを反芻して、根本原因に触れようとする回路
  ? 今できトラブルが起きた時、脳には2つの回路がある。
  ? いきさつを反芻して、根本原因に触れようとする回路
  ? 今できることに集中して、素早く動き出す回路
 どちらも「大切なものを守るためのセンス」。 そして、これを意図的に使う能力に男女差はない。

? 人は、自分と真逆の使い手に惚れる

 誰もが、自分とは違う回路を持つ相手に惹かれて、 とっさの瞬間に“隙のない鉄壁のペア”になろうとしている。
 愛は、ただ感情をつなぐだけじゃなくて、 互いの違いを組み合わせて、守り合う力になる。

トシヨリのマニュアル 第3話 感情の老化は

2026年9月12日

 最近つくづく思う。
人は「やってみたかったこと」をやると、意欲が湧く。
逆に、心が弱ると体も弱る。
「最近やる気が出ない」というあの感覚は、ただの怠けじゃなくて??感情の老化だ。

 感情の老化は、脳の前頭葉が萎縮することで起きる。
前頭葉が老けると、意欲が落ちる。
興味が薄れる。
新しいことが面倒になる。
そして、何もしない日が増える。
何もしない日が増えると、さらに老化が進む。
このループは静かに進むけれど、確実に心と体を弱らせる。

 だからこそ、前頭葉の老化を防ぐために必要なのは?? 日常生活のルーティーンを避けること。
毎日同じことだけしていると、脳はどんどん省エネモードになる。
新しい刺激がないと、前頭葉は衰える。
「めんどくさい」という気持ちが強くなる。
その結果、行動が減り、老化が加速する。

 でも逆に、 習慣にしてしまえば「めんどくさい」が消える。
続けることが苦じゃなくなる。 そして、続けることで前頭葉が鍛えられ、感情が若返る。

 結局のところ?? 「やってみたかったこと」が意欲を鍛える。
新しいことを始めることが、老化を止める。
心を若く保つことが、体を若く保つことにつながる。

2,夫婦円満の鍵

2026年9月9日

 いい夫婦って、 いい家庭って、 いい職場って?? どれも共通して大事なのは 心理的安定性。

 心理的安定性って、 「安心して自分らしくいられること」。
否定されない、責められない、置いていかれない。
そんな“心の安全地帯”があるだけで、人はやさしくなれる。

? 夫婦円満
 相手の言葉を恐れずに話せる。 弱さも喜びもそのまま出せる。
それが夫婦の“あたたかい空気”をつくる。

? 明朗な家庭
 子どもも大人も、 「ここにいていいんだ」と思える場所。
笑顔が自然に増えていく。

? 働きがいある職場
 ミスしても人格を否定されない。 挑戦しても笑われない。
安心があるから、アイデアも行動も伸びていく。

 つまり、 心理的安定性こそが、 夫婦・家庭・職場を豊かにする“土台”になる。

今日も誰かの心に、 そっと安心を置いていける人でありたい。

9月の診療のご案内

2026年9月5日


9月の診療のご案内

 朝夕の風に秋の気配が感じられるようになりました。
皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 平素は格別のご高配を賜り、心から感謝いたしております。
 さて、シルバーウイークは、下記の要綱で、診療させていただきます。

  9月21日【月】 敬老の日 
         午前中診療
   22日【火】 国民の休日の日
        午前中診療
   23日【水】 秋分の日
         午前中診療

 夏の疲れが出やすい時期でもございますので、
どうぞご自愛のうえお過ごしください。

癌患者に対する鍼灸治療

2026年9月3日

? がんと向き合う時間は、痛みだけじゃなく “心” や “生活” まで揺さぶられるもの。

 身体のつらさ、気持ちの落ち込み、不安、そして言葉にならないスピリチュアルな苦しみ…。
がん患者さんは、まさに“トータルペイン”と呼ばれる全人的な苦痛を抱えています。

そんな時、鍼灸はそっと寄り添えるケアのひとつです。

? 治療中のつらさに

  ・がん疼痛
  ・術後の痛み
  ・抗がん剤による悪心・嘔吐、胃の不快感
  ・末梢神経障害のしびれ
  ・放射線治療による口の乾燥
こうした症状の緩和に、鍼灸は役立ちます。

? サバイバーの時期には

不眠、うつ、不安など、心の揺らぎをやわらげるサポートに。

? 終末期には

痛みをはじめとする身体的苦痛をやわらげ、穏やかな時間を支える力になります。

そして忘れてはいけないのが、
? 患者さんを支えるご家族の“痛み”にも寄り添うこと。
心身の疲れや不安を軽くするためにも、鍼灸は大きな助けになります。

 がんと共に生きる時間を、少しでもやわらかく、少しでもその人らしく。

鍼灸がその一助になれたら嬉しいです。