2025年October
身体の常識 第89話「背骨」に溜まった怒り
腰に痛みがあると、歩くのが大変だったり、長時間立っているのが辛かったり、痛くて正座ができなかったり、椅子から立ち上がるのが辛かったり、日常生活に支障をきたすので大変だと思います。腰をケガしたわけでもないのに痛みが出てきたり、腰が痛み出してから日にちがだいぶ経っているのにまだ痛みが残っている。
整形外科に行くと時間が経てば治ると言われ、接骨院、整体に行ってもなかなか良くならない場合、原因が身体以外にあることがよくあります。
よく病気や不調は心のストレスが原因と言われますが、実は腰痛にもこれは当てはまるのです。
実際に多くの患者さんをみていると、心のストレスが腰痛に表れている方は多くいます。

身体の常識 第88話「骨盤」に溜まった怒り
「骨盤」に溜まった怒りのエネルギーは、下向きです。正確には、お腹で発生した上昇気流の性質をもつ怒りエネルギーを、上からぎゅーっと「骨盤」まで押さえ込んでしまった状態です。
女性の骨盤は、男性よりも横幅が広く、ずっと機能的。そして繊細です。
仙骨、腸骨、坐骨と複数の骨が組み合わさった構造こそ男女とも同じですが、恥骨結合のジョイントが緩やかで、みた目にははっきり分かりませんが、生理周期に合わせてゆったり開閉を繰り返しています。
二週間かけて開き切った時に月経が始まり、閉じ切った時に排卵が起こるという具合です。
しなやかさを備えた女性の骨盤が、怒りのエネルギーで上から押さえつけられるとどうでしょう。
ひどく緊張し、固く閉じてしまいがちになります。
骨盤が固く緊張すると、てきめんにその内側の血行が悪くなり、重い生理痛、生理不順を引き起こします。
時間とともに癒えるものではありますが、孤独の中で抱え込むと深く根を張ってしまうこともあります。
書く、話す、創作するなど、自分の感情を外に出す方法を見つけることが回復につながります。
心の傷は、語られたときに初めて「癒し」が始まります。

日本鍼灸師会東海北陸ブロック会議
10月12・13日の両日にわたって、日本鍼灸師会東海北陸ブロック会議に出席しました。鍼灸業界を取り巻く多くの課題、問題点について話し合われ、その間に有志との懇談があり、絆を深めました。
鍼灸に対する国民の期待は、単なる「痛みの緩和」や「コリの解消」を超えて、心身の健康維持や生活の質の向上にまで広がっています。特に高齢化が進む日本社会では、鍼灸が果たす役割への注目が高まっています。
しかし、鍼灸師は医療行為を行うにもかかわらず、「医業類似行為」として扱われることが多いです。
中国や韓国では、鍼灸師は「中医師」「韓医師」として医師と同等の身分を持つが、日本では医療制度の中で補完的な存在であり、時には「医療行為」時には「医療類似行為」とみなされ、
保険制度上の扱いや専門医制度の不在の状況です。
この状況ででは、安心して国民への期待である「の健康維持や生活の質の向上」に答えられないです。
国民の期待に応えられるよう、日本鍼灸師会では社会的地位向上と国民の健康促進を目指して、さまざまな取り組みを展開しています。
制度整備、教育、災害支援、広報活動など、分野ごとに力を注いでいます。

身体の常識 第87話 お腹にくる怒り
お腹は、自信や自己肯定感に深く関わり、胃・腸・膵臓・脾臓・胆のう等の消化器系とも関連しています。食べ物の消化・吸収は腸の流れに沿って右回りにエネルギーも進行します。
時間もエネルギーもかかります。
お腹にくる怒りは、その流れを妨げようとして、ガスを発生させてしまいます。
精神的な意味での未消化のエネルギー、何か上手くいかない、納得できない、腹落ちしない、イライラ、ムカムカ等は、お腹の中に不安材料(ガス)を作り出し、消化器系の不調を引き起こしたり、腸脳相関で脳の判断も鈍らせてしまう事もあるようです。
イライラ、ムカムカは日常的に毎日少しずつ蓄積されやすいので、食事に時間をかけてゆっくりよく噛む事や、白湯を飲んで消化、吸収をサポートすると、お腹の声、自分の直感を信じられるようになると、自信を取り戻しやすくなるようです。
お腹の声は腹の虫、自分の直感かも知れません。

육체상식 제86화 - 자기애와 타인에 대한 사랑
自己愛と他者愛のバランスとは、なかなか難しいものである。誰かのために尽くしていると、ふと「私ばっかり頑張ってる?」と思ったり
逆に自分の気持ちを優先すると「わがままなんじゃ?」と不安になったりする。
特に人間関係が密なほど、このバランスを取るのは至難の業なのだ 。
家族、友人、職場の人間関係、どれも相手がいるものだからこそ どこまで自分を出していいのか迷うこともある。
でも、そもそも「自己愛」と「他者愛」を対立するものと考えている時点で
すでに無意識のうちにどちらかを我慢する前提になっているのではないだろうか 。
本当はどちらも同時に満たすことができるものなのである
例えば、友人に頼まれて手伝いを引き受けたとする。
本当は疲れていたけれど「断るのは申し訳ない」と無理をしたすると、手伝った後で「やっぱりしんどかったな」と後悔する。
このとき「相手のために」と思っていたはずなのに 、実はどこかで「いい人でいたい」という気持ちがあったりするのだ。
自己愛とは「自分を優先すること」ではなく「自分を尊重すること」
他者愛とは「相手に尽くすこと」ではなく「相手を尊重すること」
この視点を持つと、無理のない関係性が生まれてくる。
じゃあ、どうしたらそのバランスを取れるのか
ひとつめは「NOを伝えるまず練習をする」無理だと思ったら、
一度「少し考えさせて」と言ってみる。
即答しないだけでも、自分の気持ちを確認する時間が持てる。
それでも引き受けるなら、それは「自分が納得している選択」になるのだ。
二つめは「1日10分、自分の気持ちを振り返る時間を持つ」
忙しい日々の中で、自分の感情を後回しにしてしまいがち でも、ふと立ち止まって「今日、私はどんな気持ちだった?」と振り返ると 、驚くほど「無理をしていたこと」に気づく瞬間がある
三つめは「自分が満たされることで、周りも満たされると知る」
自分のエネルギーが枯渇した状態で誰かを助けても 結局、心のどこかで不満が生まれる。
でも、自分が満たされているときに手を差し伸べると それは自然な愛として広がっていくのである。
このバランス感覚を身につけるためには、少しずつ練習していくしかない 。
他者のために何かをするとき、自分の心が喜んでいるかどうか
義務感で動いていないか、それを確認するだけでも違ってくる
大切なのは「どちらが正しいか」ではなく「どちらも大切にする」という意識
自己愛と他者愛は、どちらか一方では成り立たないもの 。
そのバランスを取ることで、本当の意味での優しさや愛が育まれていくのだ。
だから、焦らなくていい 少しずつ、自分の心の声を聴く時間を増やしていくことだ。
自分の愛は、まず自分自身を満たすことで、もっと自由に、もっと深く、広がっていくのである。

생일 감사합니다
このたび、67歳の誕生日に際しまして、心温まるお祝いの言葉やお気遣いをいただき、誠にありがとうございました。振り返れば、今日まで健やかに歳を重ねてこられたのも、両親の深い愛情と支え、そして皆さまの温かいご縁のおかげと、改めて感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
年齢を重ねるごとに、日々の何気ない瞬間や人とのつながりの尊さをより深く感じるようになりました。
これからも、感謝の心を忘れず、穏やかに、そして前向きに歩んでまいりたいと思っております。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
心よりの感謝です。

육체의 상식 제85화 목구멍의 분노
喉の違和感は?ストレスによって喉の気の流れが悪くなっている状態?かもしれません。喉の気の流れが悪くなり、喉に何か詰まっているような違和感を、東洋医学では「梅核気(ばいかくき)」と呼んでいます。
喉はもともと感情があらわれやすいポイントです。
それは、喉から発せられる声に心理状態が色濃くあらわれることからもわかります。
怒りで声が大きくなったり、不安な時は声が小さくなったりしますよね?
緊張や焦っている時は早口になったり、うまく声が出せなくなったりするものです。
そしてその感情を変化させる大きな要因がストレスだからです、要因がストレスだからです。
東洋医学には「心身相関(しんしんそうかん)」という考え方があります。
これは心と身体が合わせ鏡のように、お互いに影響し合っているという考え方です。
身体の状態は心へ、心の状態は身体へと投射されます。
緊張や不安、焦りなどのストレスは言ってみれば心への負担です。
ストレスという心への負担が強くかかると心は不安定になって感情が乱れます。
その心の乱れが鏡のように身体の気の流れの乱れとして反映されます。
身体が苦しいということは、心も同じだけ苦しいということなんです。
だから喉の違和感の分だけ、あなたの心も苦しんでいるということです。
緊張したり焦るのは、自分の実力以上のことをやろうとしていませんか?
不安は、うまくいかない未来をあなたが自分の中で作り上げてはいませんか?
怒りは「~しないといけない!」「~はこうあるべき!」と思い過ぎてはいませんか?
ストレスはあなた自身の考え方次第で、自在にコントロールできますし、実際あなたはストレスを自分で大きくするようにコントロールしているはずです。
もっと力を抜いて、あなたの心をやわらかく扱ってあげてください。
もっと物事をおおらかに考えてみてください。
人間ってそんなに完璧でしょうか?
人のミスを許せないなら、あなたはそんなに完璧でしょうか?
あなたに完璧を求める人は、あらゆる点においてそんなに完璧なのでしょうか?
一生懸命やっても、忘れたり失敗したりする不完全な生き物が人間なんだと僕は思います。
こう思っていると、自分がミスをしても相手がミスをしても「まあ人間だし仕方がない」と思って終わりです(笑)
でも不完全だからこそ、お互いの足りない部分を補いあうために人は家族や社会という集団で生活するのではないでしょうか?
一人ですべてのことが出来たら人間なんて一人でいいですもんね。

육체의 상식 제84화 눈썹 사이의 분노
眉間に溜まっているように感じる怒り・・・というのは、目の前にいる ”ろくでもない人” に 静かにジワジワと抱くことが多いです。能力の低い上司とか サボってばかりいる同僚とか 頼りない夫とか 細かいつまらないことばかり言ってくる姑とか・・・、しょうもないな、と思うけれども、言っても仕方ないんだろうな、やれやれ・・・、そんなふうに思うことが眉根を寄せさせ、言わずに済ませている怒りは、静かに少しずつ、眉間に溜まっていく・・・。
眉間に怒りが溜まっていくと、その場所ゆえ、脳の左右の連絡が捗らなくなったり、詰まりが起こるので視野が狭くなって物事の見方や判断が硬直してきたり、安眠がしにくくなったり・・・ということになっていきます。
陰険で怖い人、というイメージを周囲の人から持たれることになっていくこともあるでしょう。
まぁ、いいことありませんね。
気づけば眉間に皺が寄っている、眉間の皺が深くなってきた気がする、眉根のあたりが凝っているのがわかる・・・、そんな人は、意識して眉間を緩め、広げることを、繰り返し意識しましょう。
感じた怒りは小まめにリリースすることと、心が緩んで癒されるような可愛いものや美しいものを、積極的に生活に取り入れていく、ということを心がけて過ごすことをお勧めします。









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