2025年8月21日

신체의 상식 제73화 어깨 결림을 완화하는 속효성 지압 7가지

2025年8月21日


 肩こりといえば、「姿勢が悪い」「長時間のパソコン作業」など、筋肉や骨格に注目した洋医学の視点で語られることが一般的です。

 しかし、東洋医学では肩こりを単なる筋疲労とは見なさず、身体全体のバランスの崩れが表面化した“症状の一つ”と捉えます。
この根本的な見方の違いが、東洋医学における肩こり治療の出発点です。
 東洋医学の基本理論においては、人の身体は「気(エネルギー)」「血(栄養を含んだ血液「水(体液)」という3つの要素によって成り立っていると考えられています。これらが身体の各部位を巡ることで健康が維持されているとされ、この流れをつかさどるのが「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの通路です。
 肩こりは、これらの気・血・水の流れが滞ったり、不足したりすることで生じるとされており、筋肉だけでなく、内臓の機能・精神的ストレス・体質の偏りなどが関係すると考えられています。

1. 肩井
  位置:首を前に倒したときに出る背骨の突起(第7頸椎)と肩の端(肩峰)を結んだ線の中央。
    押すとズーンと響くような感覚がある場所。
  効果:肩周辺の筋緊張を直接緩め、血流を促進。精神的な緊張にも対応し、自律神経のバランスを整える。
     東洋医学的背景:胆経(たんけい)上にあり、気滞や血?の改善に効果的。
     肝の働きを助け、情緒の安定にも寄与。
  押し方:親指または中指で垂直にゆっくり圧を加える。深呼吸をしながら10秒ほど押し、ゆっくり離す。
     これを3回繰り返す。

2. 天柱
   位置:首の後ろ、髪の生え際付近。背骨のすぐ外側にある筋肉のくぼみ(僧帽筋の外縁)に位置する。
   効果:首の緊張を緩め、眼精疲労や頭痛を伴う肩こりに特に効果的。
     東洋医学的背景:膀胱経(ぼうこうけい)上のツボで、頭部への気血の流れを改善し、
     ストレス性の肩こりにも有効。
   押し方:両手の親指を使い、後頭部を包むようにしながら押し上げるように刺激。1回5秒、3~5セット

3. 風池
   位置:耳の後ろの骨(乳様突起)と後頭部中央のくぼみの中間地点。頭を少し後ろに反らすと見つけやすい。
   効果:肩こりだけでなく、頭痛、めまい、眼精疲労、耳鳴りなどにも効果がある「万能ツボ」
      東洋医学的背景:胆経と膀胱経の交会点で、気の上昇と下降のバランスを整える。
      特に「風(ふう)」による外邪の侵入を防ぐ。
   押し方:親指で後頭部を挟むようにし、少し上向きに圧をかける。呼吸を整えながら10秒程度。

4. 肩中兪
   位置:第1胸椎(首の下の背骨)から指2本分外側のくぼみ。僧帽筋の上部繊維が集中する部位
   効果:深層筋にアプローチでき、慢性化した肩こりに特に有効。ストレッチとの併用が効果的。
      東洋医学的背景:膀胱経の一部で、肺との関係が強い。呼吸が浅くなっている人の肩こりにも有用
   押し方:人差し指と中指で押し込むように。左右同時に刺激するのが理想。

5. 曲池
   位置:肘を曲げたときにできるシワの外端。押すと軽い圧痛があることが多い。
   効果:肩から腕にかけての緊張を緩める。
      特にPC作業やスマホ操作による前腕の疲労からくる肩こりに対応。
      東洋医学的背景:大腸経(だいちょうけい)の経穴。肩との経絡的なつながりから、
      上肢全体の「気」の流れを改善する。
   押し方:反対の親指で軽く円を描くように刺激。5~10秒を3セット。

6. 合谷
   位置:手の甲側、親指と人差し指の骨が交差する部分のくぼみ
   効果:肩こり、頭痛、ストレス、歯の痛みなどに広く効果があることで有名。自律神経にも働きかける。
     東洋医学的背景:大腸経に属し、気の流れを調整する「原穴(げんけつ)」として重要。
     経絡のバランスポイント。
   押し方:親指と人差し指でつまむように圧をかけ、10秒ほど持続。左右交互に行う。

7. 大椎
   位置:首を前に倒したときに最も突出する背骨(第7頸椎)のすぐ下のくぼみ。
   効果:首と背中の境界である要所で、血流促進、免疫強化、自律神経の調整に関わる。
      東洋医学的背景:督脈(とくみゃく)の重要なツボで、「陽気」を全身に送る役割を持つ。
      慢性疲労タイプの肩こりに最適。
   押し方:人差し指と中指で軽く叩くように刺激、もしくは温灸による温熱刺激が効果的。