2025年July
身体の常識 第70話 お腹が痛い!腹痛を和らげる即効性のあるツボ4選
実際に東洋医学的に施術をする際には患者様の体質把握のための問診が必要になります。この記事での紹介は、「腹痛に効くとされているツボ」のご紹介です。
ツボによる効果自体を保証するものではありませんのでご注意ください。
「腹痛」と一言で言っても、原因は様々です。普段感じる痛みと違ったり、程度が強い場合や長時間続く場合、血便や吐き気・嘔吐などの自律神経の異常を伴うような場合は医療機関への受診をおすすめいたします。
1.中?(ちゅうかん) 別名:胃募、中管、胃管、太倉
みぞおちの上から臍(へそ)までを一直線に結んだ線の中央。
完全に中心ということではなく、“そのあたり”を指先で指圧し、“ズーン”と響くような
若干の痛みを感じるポイントを見つけましょう。
≪効能≫
消化器系(腹痛、胃痛、胃下垂、消化不良、胃痙攣、便秘、下痢、胃炎、胃潰瘍等々)、
精神的ストレス(不眠症、ヒステリー、失神等々)
これらを裏付ける研究は多く行われていますが、実際には“灸(温める)”方が、腹痛などの消化器系の異常には効果が高いようです。
腹痛の際に手を腹部に当てたり、カイロで腹部を温めたりする際には無意識のうちにこの「中?(ちゅうかん)」を使っているのかもしれません。
2.足三里(あしさんり) 別名:鬼邪
足三里を見つけるときは、まず膝のお皿を探しましょう。
お皿を膝蓋骨といいますが、その膝蓋骨下の外側に「犢鼻(とくび)」というツボがあります。
脛骨という(弁慶の泣き所がある)骨の縁を下からたどり、指が止まった所の外側にあるくぼみの部分です。(前脛骨筋という筋肉上)
≪効能≫
消化器系(腹痛、胃痛、胃腸炎、胃痙攣、胃潰瘍、消化不良等)、循環器系(高血圧)、呼吸器系(喘息)、
泌尿器系(腎炎、膀胱炎、夜尿症、ED等)、婦人科(生理不順、不妊等)、精神的ストレス
※ 足三里には胃酸を分泌させる効能があるとの報告もあり、胃潰瘍や胃腸炎には向かないとの報告も
ありますので、腹痛に関しては消化不良の際に用いた方が良いのかもしれません。
・ 松尾芭蕉の「奥の細道」の序文より、「・・・もも引きの破(やぶれ)をつづり、
笹の緒付(つけ)かえて、三里に灸ゆるより、松島の月先(まず)心にかかりて・・・」
・ 近松門左衛門「冥途の飛脚」より、「・・・おっとまかせと足軽く、走る三里の灸よりも、
小判のききぞこたへたる・・・」
足三里が足の疲れをとったり、整腸作用のあるツボとして古くから用いられていたようです。
3.内関(ないかん)
手の平の手関節の横ジワ(横紋)から3横指(2寸)にとります。
≪効能≫
消化器系(胃痛、嘔吐、胃腸炎等)、循環器系(不整脈、狭心症、脳血管疾患後後遺症等)、精神的ストレス等々
※ 内関は気の滞りを改善するとともに、胃の働きを調整する作用があるとされているので、
胃腸の異常の中でも乗り物酔いやつわりなどの吐き気に対しても効果があるとされています。
4.至陰(しいん)
足の小指の爪の根っこの外側のあたりです。ボールペンの先端など、先が細いもので少しツンと痛みを感じる程度に押します。
≪効能≫
婦人科系(逆子などの胎位異常)、頭痛、月経痛等々
※ 腹痛の中でも、胃腸炎などの腹痛よりも、月経痛の腹痛の際に有効とされています。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのはあくまで“一部”になります。
頻繁に腹痛を感じてしまう方は、鍼灸院で東洋医学的な問診を受け、体質をチェックしてもらうことをおすすめします。

7월/8월 진료 고지
7月・8月 診療のお知らせまっ青な空に入道雲が湧き上る盛夏の季節になりましたが、ご健勝のことと存じます。
さて、7月・8月は下記の要綱で診療・休診させて頂きます。
7月31日(木) 午後の診療 休診
8月11日 (月)山の日 平常通り診療
8月15日(金) 休診
16日(土) 休診
17日(日) 休診
まだしばらくは厳しい暑さが続くと思いますが、体調管理には充分気をつけてお過ごしください。
몸의 상식 제69화 - 피곤하면 밀어라! 3개의 압력 포인트
弱った胃腸や肝臓の回復を助ける「足三里」「足三里」は、ひざ骨の下部外側のくぼみです。内臓の不調からくる疲れ、とくに胃腸の疲れに効果的で、食欲不振、便秘、むくみ、にきびを改善します。
まずは脚の付け根をほぐします。脚の付け根全体を押した後、イタい所を重点的にもみます。
付け根がほぐれると、ツボ押し作用が内臓に伝わりやすくなります。
「足三里」のツボを押す。
ペンの端を「足三里」のツボにあて、やや強めに押します。
不調の際はもちろん、普段から押していると、内臓疲れの予防になります。
親指と人さし指の骨の間を押す
足の親指の骨と、人さし指の骨が交わるあたりにあるくぼみを押す。ストレスやお酒で弱る肝臓の働きを助ける効果があります。
足の疲れやだるさに効く「湧泉」
「湧泉」は足の裏の中ほどにあり、指を曲げたときにへこむ部分です。足の疲労回復にてきめんの効果があり、押すと命のエネルギーが泉のように湧き出すことが名の由来だとか。
足首を回して足裏をもむ。
まず、それぞれの足指の間に手の指を入れ、足首から10回程度回します。その後、足裏全体をもんで筋肉をほぐします。
ペンの端を「湧泉」のツボに対して垂直に押し、グリグリともみほぐします。冷えやほてりの悩みも軽減。
すねの骨の内側を押す。
内くるぶしから手の指を4本並べた上にあるくぼみを押す。足腰の冷え性や生理痛など、女性特有の症状を軽減。
首、背中、肩コリなど上半身の疲れに効く「合谷」
「合谷」は親指と人さし指の骨の付け根にあり、首、背中、肩など上半身のコリからくる疲れに効きます。
骨のキワにあるツボなので、グイっと深く押して。
手をもむ、さする。
まず、手のひら、甲の両方が気持ちよいと感じる強さで1分ほどもみます。
疲れて力が入らない時は、やさしくさするだけでも有効です。
「合谷」のツボを押す。
次にペンの端を「合谷」のツボにグイっと入れます。1分程押すとより効果的ですが、自分が心地いいと感じる時間でOK。
中指を押してイタイ箇所を刺激。
上半身疲れは顔の老化にも影響。顔の反射帯は中指の第一関節より上にあります。押すとイタイ箇所を押し、たるみやくまを撃退!

몸의 상식 제68화 열사병에 걸리면
もし、熱中症にかかってしまった場合は、迅速な対応が必要になります。1. 迅速な環境改善と体位の調整
熱中症の症状が現れたら、まず涼しい環境への移動が最優先です。
風通しの良い日陰や、エアコンの効いた室内に移動させます。傷病者を水平にして安静にし、本人が楽な体位を取らせましょう。
衣服をゆるめて体からの熱の放散を助けます。
女性の場合は、できるだけ同性の方が付き添うことが望ましいですが、重症など急を要する場合は救護作業を優先します。
この段階で意識状態を確認し、意識がない場合や反応が鈍い場合は、すぐに救急車を要請してください。
意識障害がある場合は熱射病の可能性が高く、生命に関わる緊急事態となるため、迷わず119番通報を行うことが重要です。
2. 効果的な冷却方法の実施
体温を下げることが熱中症改善の鍵となります。
胸や腹部の体表面に水をかけたり、濡れたタオルで覆ったりして、うちわや扇風機で扇ぐことで気化熱により体を冷やします。
より効果的な方法として、氷枕や保冷材があれば、頚部(首の付け根)、腋窩部(わきの下)、鼠径部(太ももの付け根)に当てて皮膚直下を流れる血液を冷やします。
これらの部位には太い血管が流れており、効率よく全身を冷やすことができます。
また、頬、手のひら、足の裏を冷やすことも有効です。冷却材がない場合は、霧吹きで体に水をかけたり、水道につないだホースで全身に水をかけ続ける方法も効果的です。
重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっているため、迅速な冷却開始が重要です。
3. 適切な水分・電解質補給
意識がはっきりしており、嘔吐がない場合は、水分と塩分の補給を行います。
経口補水液やスポーツドリンク、または薄い食塩水(0.1~0.2%)を飲ませましょう。
大量に汗をかいた状況で熱けいれんが疑われる場合は、スポーツドリンクに塩を足したものや生理食塩水(0.9%食塩水)など、やや濃い目の食塩水が効果的です。
糖分を含む飲料が推奨される理由は、腸管での水分吸収を促進するためです。
ブドウ糖は腸管内で塩分と同時にあると速やかに吸収され、それに引っ張られて水分も効率よく吸収されます。
ただし、意識障害がある場合や嘔吐している場合は、誤って水分が気道に流れ込む危険性があるため、無理に飲ませることは避けてください。

신체 상식 제67화 - 열사병 예방
暑い季節が近づくと、毎年ニュースでも話題になる「熱中症」です。体調を崩したり、時には命に関わる危険性もあるため、正しい知識を身につけることが大切です。熱中症は高温多湿な環境で体温調節機能が破綻し、さまざまな症状を引き起こす状態の総称です。
しかし、適切な知識と対策があれば十分に予防できる疾患でもあります。
熱中症を予防するための具体的対策
これからの季節は熱中症にならないような工夫が必要です。
1. 適切な水分・塩分補給の実践
予防の基本は、のどが渇く前からのこまめな水分補給です。
1日の水分出納は約2.5リットルとされており、夏場は汗をかく分を考慮してより意識的な摂取が必要になります。
ただし、水だけでは不十分で、汗で失われる塩分(ナトリウム)の補給も重要です。日本スポーツ協会では、
0.1~0.2%の食塩と糖質を含んだ飲料を推奨しています。
手作りする場合は、1リットルの水にティースプーン半分の食塩(1~2g)と角砂糖を数個溶かした食塩水が効果的です。
スポーツドリンクは手軽に塩分と糖分を同時補給できますが、糖分が多いため飲み過ぎには注意が必要です。
アルコールやカフェインを含む飲料は利尿作用があるため、水分補給には適しません。
2. 暑熱順化による体づくり
急激な暑さに対応できる体を作るため、「暑熱順化」を進めることが重要です。
これは徐々に体を暑さに慣らしていく過程で、効率的に汗をかき体温を調節できるようになることを指します。
具体的には、1日30分程度のウォーキングを週4回、1~4週間程度続けることで暑さに強い体の獲得が期待できます。
また、日々の入浴で適度に汗をかくことも有効な方法です。
急に暑くなった日や体が暑さに慣れていない時期は特に熱中症のリスクが高まるため、段階的な体づくりが予防の鍵となります。
ただし、運動や入浴の際は必ず水分補給を行いながら、無理のない範囲で実施することが大切です。
3. 環境の工夫と適切な服装
室内環境では、室温28℃、湿度70%以下を目安にエアコンや扇風機を上手に活用します。
遮光カーテンやすだれで直射日光を遮り、換気扇や扇風機で風通しを良くすることも効果的です。外出時は日傘や帽子を着用し、暑い時間帯(11時~15時)の外出はできるだけ避けましょう。
服装の工夫として、綿や麻など通気性の良い素材を選び、吸湿性や速乾性に優れた下着を着用します。襟元をゆるめたり、ゆったりとした服装で体の熱を放出しやすくしましょう。
黒色系の衣類は熱を吸収しやすいため避け、薄着でも肌とインナー、インナーとアウターの間に空気の層を作ることで外からの熱気を遮断できます。
4. 体調管理と生活習慣の改善
熱中症予防には日頃からの体調管理が欠かせません。
バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠により体調を整えることが基本です。
特に朝食抜きなどの状態での活動は避け、規則正しい生活を心がけましょう。
栄養面では、豚肉や豆腐、味噌などの大豆製品に含まれるビタミンB1、赤ピーマンなどカラフルな夏野菜に含まれるビタミンC、梅干しや酢、レモンに含まれるクエン酸をバランスよく摂取することが推奨されます。
きゅうりやナスなど水分を多く含む食材も積極的に取り入れましょう。
睡眠環境を整えるため、通気性や吸水性の良い寝具を使用し、エアコンや扇風機を適度に活用します。寝不足は体温調節機能を低下させるため、質の良い睡眠の確保は熱中症予防において重要な要素です。
5. 周囲への気配りと相互見守り
個人の予防努力に加えて、集団活動の場や地域社会でのお互いの配慮が重要です。
高齢者や子どもなど熱中症になりやすい人々への声かけや見守りを行いましょう。
離れて住む家族には電話で「今日は暑いですが、エアコンは使っていますか?体調はどうですか?」などの確認により助け合いましょう。
職場やスポーツ活動の現場では、参加者の体調や気温を考慮した活動計画を立て、
休憩時間を十分に確保することが大切です。マスク着用が必要な環境では、適宜マスクを外したり、首元の開いた通気性の良い服装を選ぶなど、状況に応じた柔軟な対応が求められます。

몸의 상식 66화 변비를 완화하기 위해
水分を多めに摂るようにしているし、野菜も食べているはずなのに、いっこうにお通じがない・・・。女性に多いお悩みです。
慢性便秘の原因はさまざまありますが、そのうちの一つとして腸の動きが弱まっていることが考えられます。
腸の動きを活発にさせるには、マッサージや指圧などで、外から刺激することも一つの方法。
特におすすめしたいのが、一人で気軽に始められる「ツボ押し」です。
ツボに適切な刺激を与えると、血流をよくし、知覚神経を介して自律神経の乱れを正常化すると言われています。
自律神経には、内臓の動きや体温調節など、体の機能をコントロールする役割があります。交感神経と副交感神経の2つが、活動しているときには交感神経が優位に、くつろいでいるときは副交感神経が優位に、と交代しながら働きます。
ところが大きなストレスなどが原因で精神的な緊張が続くと、交感神経が優位な時間が長くなり、バランスが崩れてしまいます。
腸はリラックスしているときによく働きますので、副交感神経が劣位なままだと、腸の働きが悪くなってしまい、便秘などの腸の不調につながってしまうのです。
「自律神経のバランスの崩れ」は便秘の原因になるのです。
ご紹介する5つのツボに共通なのは、「ゆっくり息を吐きながら5秒ほど押し、息をゆっくり吸いながら5秒ほどかけて指の力を抜く」押し方です。
1ヵ所5~10回を目安にしてください。手、足、耳は左右同じように行ってください。
1. 手にあるツボ、便秘の名穴「支溝(しこう)」
手首の外側、手首から指3~4本分肘の方へ寄ったところの中央にあります。
親指の腹でツボをもみほぐすように押してください。
2. 足にあるツボ「三陰交(さんいんこう)」
くるぶしの内側の骨から指3~4本分上にあります。
下腹部の血行を促し、体温を上昇させると言われています。
親指の腹でゆっくり押してみて、少し痛みを感じるところが三陰交です。
痛すぎない程度に、最初は控えめな力で押してみてください。
冷え性でお悩みの女性にもおすすめです。
3. お腹にあるツボ、弱った胃腸の働きを正常化する「大巨(だいこ)」
おへそから指3本分下、身体の中心から指2本分外側にあります。
中指の腹をツボに当てて、体の中心に向かってやさしく押します。
4. 背中にあるツボ「便秘点(べんぴてん)」
肋骨の一番下から指2本分下、背骨から左右に指4本分外側にあります。
ツボの名前からダイレクトに「便秘改善目的」のツボとわかりますね。
ウェストのくびれに手を置いて、親指を背中側にあて、そのまま親指を伸ばしてツボを押しましょう。
上体をひねるように動かすと、よりしっかりと刺激できます。
5. 耳にあるツボ「便秘点(べんぴてん)」
耳にも背中と同じ名前のツボ、「便秘点」があります。
耳の上から1つめのくぼみの、付け根に近いあたりです。
小腸や大腸の調子を整えるといわれています。
狭い場所ですから、小指の先や綿棒などで押してみてもよいでしょう。
上手なツボ押しのコツ
ツボの場所の見つけ方
ツボの場所は「○○から指○本分」という目安でお伝えしていますが、ツボの位置は人によって微妙に違います。
押してみて気持ちよさも痛みも感じない場合は、指半本分ほど位置をずらしてみたり、へこみがある場所を探って、あなた自身のツボの場所を見つけてください。
リラックスしましょう
多くのツボは、体の表面ではなく奥のほうにあります。
筋肉が硬いと指がうまく入らないので、まず深く呼吸してリラックスし、体の力を抜いてください。
強く押しすぎない
ツボ押しは、痛すぎない力で押すことが基本です。強く押し過ぎると筋肉が緊張してしまい、効果を得られないことがあります。また、押した場所が炎症を起こして色素沈着を起こすことも。「痛いほど効く」ことはありません。
ゆっくり押す
息を吐きながら5秒押す、息を吸いながら5秒で指を離す。1回につき、合計10秒以上かけてください。

몸의 상식 65화 머리에 대한 분노
怒りのエネルギーは、下から上に上がる上昇気流の性質を持ち、上り切ったところには「頭」があります。それこそ頭がカーッと熱くなったりするので、体の中でももっとも自覚しやすい場所です。
でも、「頭にくる怒り」は、原因が何であっても比較的すんなり鎮まる性質で、どれだけ長引いたとしても、寝て起きたらすっかり収まっているのが普通です。
ところが、時間を経って鎮まるどころか怒りが増幅したり、だらだらと長引いたりするとしたら、それは「感情の機能エラー」が起こっている証拠です。
そしてこのエラーは、ちょっとした習慣によって導かれてしまいます。
そのちょっとした習慣とは、「怒りながら考える」ことです。
「怒り」と「思考」が結びつくと、「自分が正しかったら怒っていい」という強力な「怒りスイッチ」となり、いわゆるキレやすい頭を作り出してしまうのです。
「正しかったら怒っていい」は絶対的な正義感化のような錯覚に陥りエスカレートしていき、脳や血管にとってどんどん危険な水域に近づいていきます。
温かいお茶でも飲みながら、なんなら空でも見上げながら、ゆったりした気持ちになってから、そこで初めて「思考」を巡らせてみましょう。
健全な気づきが得られるかもしれません。
頭が怒りのエネルギーに支配された状態では、「自分が正しい」という前提自体が大変あやしいものであるため、怒りの原因が自分にとって重大な問題だと確信している時ほど、いったん怒りを鎮めて「怒り」と「思考」のタイミングをずらしていく心がけが大事です。
頭が怒りで支配されている時、東洋医学でいう「気」は頭のほうに集中していて、足元の「気」は逆に不足しています。
だから、怒りで頭がいっぱいの時ほど、「足がすくわれる」ようなアクシデントに見舞われがちなのです。
よく私たちは、イライラすると無性に食欲が湧きますが、これは、消化のためにお腹に「気」を集めて、頭の「気」を下のほうに下げようとする身体の作戦です。
実際に「食べる」ことで怒りが落ち着くこともあります。
ただ、こうした食べ方は自然でありません。
あくまで健康的に「頭にくる怒り」に対処していきたいものです。
そのためには、身体がとる手段よりも先手を打っていくことです。
イメージの力を使って、「気」を下に下げられるようになりましょう。
上から下にすーっと「気をさげる」
イメージの中で頭に充満している「気」を眉間に集め、それを、鼻、口、喉へと落としていきます。さらに首から胸、そしてお腹の中心部へと「落ち着けて」やります。
その間、怒り原因ついて一切考えないことです。
怒るたびにイメージ力で「気を下げる」ことを習慣化ていけば、怒りながら思考することも少なくなっていき、そうして機能エラー修復ていくことができます。

7월 진료 및 휴업의 소식
7月の診療・休診のお知らせ平素より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
7月の診療体制について、下記の通りご案内申し上げます。
?7月21日(月・祝)海の日
午前:通常通り診療
午後:休診
?7月31日(木)
午前:通常通り診療
午後:休診
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

몸의 상식 64화: 간은 분노의 그릇이다
ストレスがたまると健康に悪いということをよく耳にすると思います。東洋医学の世界では、感情と臓器に密接な関係があると言われていることをご存じでしょうか?
東洋医学の考え方における陰陽五行説では、”五臓には感情が宿している”と考えられていて、臓器の不調が負の感情を抱えやすくなったり、無意識のうちに我慢して溜め込みすぎた感情が直接臓器を痛めつけ、様々な身体の不調を引き起こす原因になると考えられてきました。
たとえば、「イライラする」などという怒りの感情は、肝臓に深く関係しています。
肝臓は再生力のある強い臓器ですが、怒りに弱い臓器です。
緊張ストレスは、交感神経過緊張を生じてエネルギーを多く消費するので、肝臓でブドウ糖産生を増やす一方、
脂肪をため込む働きを抑制します。
従って、緊張ストレスが続くと、脂肪を合成する機能が低下します。
一方、弛緩(しかん)ストレスは、交感神経不活性(副交感神経過緊張)状態なので、エネルギー消費が少なく、エネルギーを貯め込む働きを促進します。
一方で、肝臓の脂肪を分解する働きを抑制します。
従って、弛緩ストレスが続くと、肝臓の脂肪を分解する機能が低下します。
一般に、緊張ストレスの強い人は痩(や)せ体質の傾向があり、弛緩ストレスの強い人は太り体質の傾向があります。
B型肝炎やC型肝炎などの発症の時期は、人によって大きく違います。
その違いは、慢性ストレス(免疫力低下)が大きく影響していることが予想されます。
また、酒を飲み過ぎると肝臓が腫(は)れますが、すぐに元に戻ります。
ただ、慢性ストレスを抱えている人は、酒の影響を受けやすく、肝炎、肝硬変、肝臓がんに進む危険性があります。
慢性ストレスがアルコールを求めるのかもしれませんが、飲み過ぎで肝臓がんになる人には繊細さを感じる場合が少なくありません(たくさんの人を見てきたわけではありません)。
それが、慢性的な精神的ストレスを生じさせているように思います。
肝臓の病気も交感神経過緊張状態の継続が大きいと考えて良いでしょう。
副交感神経過緊張から脂肪肝を増やして肝硬変、肝臓がんへと移行する場合もあるかもしれません。









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