オーリングテスト

2025年6月9日

 昨日、愛知県鍼灸師会主催の研修会に参加しました。
樋田和彦先生による「オーリングテストと高麗手鍼」のテーマでの講話でした。

 ネガティブとボジティブの考え方で、病や不快な症状が改善される。
これは「気」による。
 ボジティブの時は、オーリングが手に力入り開かず、体のバランスが取れている。
 ネガティブの時は、オーリングが手に力抜け開き、体調が崩れている。

 我々鍼灸師は、「気」を扱って治療しているので、それを忘れないで治療に励んでほしいという、講話でした。

 この考え方は、心と身体の相互作用についての興味深い視点です。
1. ネガティブな思考と身体の影響
 心がストレスを感じると、それは筋肉の緊張や姿勢の悪化につながりやすくなります。
例えば、不安や怒りが続くと無意識に肩をすくめたり、猫背になったりしがちです。
これが長く続くと、身体に歪みが生じ、慢性的な痛みや不調の原因になることがあります。
 自律神経も影響を受け、血流が悪くなったり、免疫力が低下したりすることもあります。

2. ポジティブな思考と健康
 反対に、前向きな気持ちやリラックスした心の状態は、筋肉の緊張を和らげ、良い姿勢を保つのに役立ちます。
 また、笑顔を作るだけでも幸せホルモン(セロトニンやエンドルフィン)が分泌され、血流が良くなり、心身の健康につながることが科学的に証明されています。
 深呼吸や瞑想などを取り入れることで、自律神経のバランスが整い、体調が改善されることも多いです。

 このように、心の状態が身体に直接影響を与えるため、思考の持ち方を意識することは健康にとって重要な要素と言えます。
 マインドフルネスの習慣を活かせば、より良いバランスを保つことができます。

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