身体の常識 第42話 六腑の働き 胆について

2025年3月19日

六腑」おのおのの役割は?

 「六腑」は、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦をさしています。
「六腑」は食べたものを受け入れ、消化・吸収をし、残った不要なカスを排出するための通り道です。
ここでは、それぞれの腑にどのような働きがあるかを説明します。

「胆(たん)」について
 胆は物事を決断する機能があり、胆汁を貯蔵し、食物で得られた栄養素を全身に流す働きがあります。
肝は胆と表裏の関係であるため、胆の状態が悪くなると、肝も不安定になるため、めまい・イライラするといった症状を起こします。
・ 決断をつかさどる
  胆は肝と表裏で密接な関係があります。肝が精神を安定させ、
 胆は物事の決断を下し、精神活動を正常化させることができます。
・ 胆汁を貯蔵・分泌する
  胆汁は肝によってつくられ、胆で貯蔵されます。胆が正常に働くと、
 消化機能が良くなるため食べたものから得られる栄養は全身に流れます。

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