お灸の講座 受講

2024年11月20日

11月17日、愛知・岐阜・三重合同研修に参加させていただきました。
 三村直巳先生による
「灸のメカニズム・臨床」についての講義・実技でした。
 お灸とは、ヨモギの裏側にある綿毛を乾燥させた「もぐさ」と呼ばれる熱源に火を点け、不調を感じる部分やツボがあるポイントなどに据える治療法です。
 なじみのない人には“熱い”といったイメージが先行しがちですが、お灸が不調の治療予防に用いられる理由はどこにあるのでしょう?
「お灸は火を使いますから、熱いというのは間違いありません。ただ、我慢できないほど熱いものでもありません。お灸を据えると初めのうちは温かく、次にピリピリとした熱感を感じるようになります。この熱刺激に体が反応して、ピンポイントで血流が促進されます」
 お灸について詳しく知らない人でも、「肩こりの解消にお灸」といった印象はあるはず。これは“温めると体がやわらかくなる”とイメージするとわかりやすいかもしれません。例えば、肩こりとは肩周辺の筋肉が緊張してしまい、血行不良を起こしている状態。これをお灸の温熱により、改善させているのです。
 「お灸を据えると、お香のような独特な匂いがします。これはもぐさの原料であるヨモギに含まれるシネオールという香りの成分に由来しています」
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