身體新常態 第13集 節食不吃米 限制碳水化合物很危險

2024年10月2日

 今や空前の「糖質制限」ブームかもしれません。
「糖質オフ」「糖質ゼロ」と銘打った商品がズラリと軒を並べ、TVや雑誌、書籍でも糖質を割るものにした企画が目白押しです。
 でも、ちょっと待ってください。糖質って、そんなに「悪」なの?
という疑問がわいてきませんか?

 確かにこれまでの日常生活を振り返ると、ご飯を食べてパンを食べて、麺類を食べて。
間食をしちぇ、果物を食べてと、糖質にちょっと偏りすぎの食生活に心当たりのある人は多いでしょう。
 けれども、糖質つまり炭水化物を摂って身体にある程度の脂肪を蓄えるのは、実は大切なこと。
というのも身体を温め、病気になりにくい体質にしていくために不可欠な「筋肉」をつくるためにも、脂肪の果たす役割には大きなものがあるからです。

 たとえば、「ご飯を抜く」という糖質制限を続けた時、いくら筋トレをしても筋肉が増えなくなるということは少なくありません。
これは、糖質制限をすると「糖新生」という身体の作用によって、筋肉を分解してエネルギーに変えていくことを始めてしまうから。
糖質を摂らないことで脂肪が蓄えられなくなり、身体のエネルギー源として「筋肉」を当てにするようになってしまうからです。
 体温を程よく上げて一定に保つために、筋肉の量を維持することはとても大切是。
糖質をことさら悪者にするのでなく、代謝を上げて健康な状態を保つためにも、程よく糖質を摂っていく生活に心がけましょう。
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