2024April
2024The 12th Jogging Festival
4月28日、パロマ瑞穂レクレーション広場に於いて2024年第12回ジョギングフェスティバルに参加してきました。
障害のある人も、ない人も一緒になって走り、楽しい一日でした。
ゲストに、元ドラゴンズ選手 荒木さん、ドアラさん、市邨学園バトン部の皆さんたちも応援に来てくださり、盛り上がりました。
障害のある人もない人も一緒になって、地域社会の中で豊かな生活創造を実現させねばなりません。
それには、持てる機能を活かす場、暮らしの拠点としての場
地域社会、仲間との交流の場が必要です。
障害者自身も福祉を受ける立場だけでなく、福祉を創るという積極的な取り組みの中で、障害があっても良かったといえる社会が生まれるのです。
Life in Chinese Medicine Episode 90 Stagnation Causes Various Disorders
●肝に気滞が起こるとイライラ、脇腹が苦しい、悶々とする、ため息が出る、胸や脇腹が張って痛む、パニック症状、ノイローゼ、
のぼせ、怒りっぽくなる、月経前に月経痛ある、激しい頭痛、偏頭痛、目が紅くなる
●心に気滞が起こると
動悸、不眠、心臓神経症
●胃腸に気滞が起こると
ゲップ、おなら、口中の違和感、吐き気、めまい、胃痛、下痢、便秘
●腎に気滞が起こると
性欲減退、頻尿、残尿感、難聴、突発性耳鳴り
●肺に気滞が起こると
喘息、空咳、喉の詰まり、息切れ
"Stagnation"の状態が続いて検査で原因が見つけられないと、いわゆる「神経性〇〇〇」という病名がつくことがあります。
そのような不調はもとより、ストレスは免疫細胞のパトロールを阻害して免疫力を低下させます。
ストレスから胃がんや大腸がんが発生することはよくあります。
次回は、身体の不調、ストレス解消について考えましょう。
The Life of Chinese Medicine Episode 89: Anger Burns When It Rises
"Stagnation"がさらに進むと、怒りの感情はいっそうエスカレートします。もっと怒りたくなってしまうのです。
漢方では、突然怒りがエスカレートする症状を「肝火上炎」といいます。すごいですよね。
"Liver"の火が燃え上ってしまうというのです。
「肝火上炎」は「肝の気滞」が激しくなり、イライラ、爆発的な怒り、激しい頭痛や片頭痛、突然の耳鳴り、難聴、目が紅くなる、口が苦く乾く、不眠などが出てきます。
菊花とクコの実をブレンドしたお茶を飲んで、しばらくすると落ち着いてきます。
その後、「肝火上炎」に効果ある鍼灸治療・漢方藥を続けていただければ、常習だった頭痛や耳鳴りが楽になって喜んでいただけます。
最近はすぐに切れてしまう「肝火上炎」タイプの人が多くなりました。
車の運転での「あおり運転」
怒りは女性や子供など、相手が自分より弱いとわかるとますます攻撃性が強くなる「虐待」「パワハラ」「セクハラ」などで、ニュースもよく見ますが、皆様も同じような経験がありませんか。
「肝火上炎」は誰にも起こりうることだとつくづく感じます。
そのような時は、鍼灸治療・漢方薬をお試しください。
Life in Chinese Medicine Episode 88 When the balance of the autonomic nervous system is disturbed
年がら年中アドレナリンを出している人がおおくなっています。現役でバリバリ働いている方やスポーツ選手は、「アドレナリン」は絶対必要な脳内伝達物質です。
例えば、野球の選手がバッターに立つときは「交感神経」がフル活動します。
「ノルアドレナリン」が脳内を満たします。
血圧が上昇し、心臓がドキドキして、球をよく見るために瞳孔が開き、
呼吸が早くなるといった一連の「交感神経」の緊張状態が起こります。
そうでないとホームランを打つことはできませんから、
いつも仕事をバリバリこなし、休日はゴルフやテニスなど趣味にも手を広げてやる気満々な人、周りにいませんか。
逆に、趣味も持たず一日中のんびりと過ごしている人もいます。
「交感神経」、「副交感神経」の関係を分析している学者の先生は、どちらのタイプにも問題があると指摘されています。
「ノルアドレナリン」はやる気を出したり、仕事に対する意欲や集中力を高める働きがありますが、増えすぎると攻撃的になったり、怒りやすくなります。
今の世の中は競争社会といわれるように、強いことがもとが求められ、大人になっても競争社会で働くことが宿命になり、「ノルアドレナリン」の出番が多くなりすぎています。
そして春の陽気は「アドレナリン」に拍車をかけ、ストレスに関する不調が出やすいのです。
頑張りすぎず、自律神経のバランスをとってストレスを改善することが免疫力アップにつながります。
この頃、切れやすい人が増えているような気がします。
いつもなぜかイライラしている人、周りにいませんか。
なぜこんなことで-・・・・と思っても、本人は気付いていないことが多いようです。
同僚の無神経なおしゃべりが気になる。
先輩の親切なお節介が鬱陶しい。
奥さんの掃除が手抜きで、埃が気になる。
いつもなら受け流していた些細なことが、この季節にはなぜか気になる方がいます。
怒りの感情は、春の樹樹がどんどん伸びていくように上昇しやすいものです。
「アドレナリン」は暴走しやすいのです。
Life in Chinese Medicine Episode 87 When You Fight, You Need Sympathetic Nerves
結婚式のスピーチを頼まれたことはありませんか?せっかくのご馳走もほとんど喉を通らず、いざスピーチとなると呼吸が浅くなり、心臓がバクバクして頭が真っ白になってしまうものです。
この状態は「アドレナリン」が分泌されて、「交感神経」が過剰に反応している結果です。
例えば猫が屋根の上で喧嘩した時を想像してください。
目がランランと光って背中の毛が逆立って、今にも飛びかかろうとする姿勢をとりますよね。
これは動物が生きていくために必要不可欠な一連の働きです。
何かを行動するときは「交感神経」が働く必要があるのです。
この「交感神経」の暴走をコントロールする働きをするのが「ギャバ」and「セロトニン」And so on.
自分で命令しなくても、身体がリラックスしているときにはこれらのホルモンが働いてくれているのです。
車でいえば、「アセチルコリン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」などは脳の興奮を高めるアクセル役に、
「ギャバ」and「セロトニン」は神経の興奮を抑えるブレーキ役をたんとうします。
このネットワークが繋がることで、人間の考え方や行動、喜怒哀楽などの感情がコントロールされるわけです。
Life in Kampo Episode 86 The Autonomic Nervous System Necessary for Living
人間は精神的なストレスや気功の変化などから身体を守る力「ホメオスタシス」を持っています。怪我をすれば傷を治す免疫力が働き、暑い時は汗が出て身体を冷やし、寒くなると毛穴が閉じて身体を温める、
お腹がすけば食べたくなる、など自分で考えなくても、身体が勝手にバランスをとってくれるシステムがあります。
これを「ホメオスタシス」It is called.
ストレスを受けた時に働いてくれるのは「自律神経」Are.
「自律神経」は循環器、呼吸器、消火器などの活動を調整するために働いています。
「自律」というように、心臓や肺、胃腸は人間が意識しなくても勝手に働いています。
そうでないとウッカリ心臓の拍出を忘れたり、呼吸を忘れてしまったら大変なことになりますからね。
自分で考えてスイッチを入れたり切ったりしなくても、昼には活動するために主に「交感神経」が働き、
夜にはメンテナンスのために「副交感神経」が働きます。
健康な人なら、意識しなくても勝手にバランスをとって働いてくれるのです。
ところが、春は季節的な変化や環境の変化がいつもより多くなります。
すると、デリケートな方だと「自律神経」がそのような変化についていけずに、バランスを崩しやすくなるのです。
4Mon / May Notice of medical treatment
Spring is "tree bud time" (this medoki).When plants and trees sprout, the temperature changes greatly, fatigue accumulates,
It is a season when hormones, immunity, and the autonomic nervous system are also likely to be affected.
鍼灸治療で腰痛や膝痛、心身症など様々な症状に対して、
改善をしてきており、また部分的な治療だけでなく、
トータルでケアができる池田鍼灸治療院でお待ちしています。
4月29 日(月) 昭和の日 平常通り診療
5月3 日 (金)憲法記念日 Closed
4 日 (土)みどりの日 Closed
6 日 (月)振替休日 平常通り診療
Life in Kampo Episode 85 What is pre-illness?
健康でも病気でもない状態「未病」という言葉は最近ではテレビコマーシャルでも使われるようになり、また、近年の健康志向に伴って耳にする機会が多くなってきました。
西洋医学では健康と病気の間を表す言葉がありませんが、東洋医学では健康な状態から病気になるまでを連続したものと捉えていました。
従って「未病」とは健康でもなく病気でもない状態、検査には異常がないけれどなんとなく調子が悪い状態のことをいいます。
主な症状と原因
だるい、肩がこる、冷える、のぼせる、疲れやすい、食欲がない、眠れない、イライラする、元気がないなど症状は様々です。
これらの不快な症状は不定愁訴ともいわれ、西洋医学の治療の対象になりにくいことがあります。
原因はいろいろありますが、主に生活習慣の乱れからきていることが多いと考えられます。
食べ過ぎや飲み過ぎ、睡眠不足、残業による疲労、住居や職場環境の寒さ、または暑さ、人間関係のストレスなどもあるでしょう。
予防を重視する東洋医学
東洋医学の考え方に「未病を治す」という言葉があります。
This is「いまだ病にならざるときになおす」という意味です。
また、「上医は未だ病まざるものの病を治し、中医は病まんとするものの病を治し、下医は既に病みたる病を治す」There is also a word.
This is「医者には上医、中医、下医の3段階があって、最も優れた医者は病気になる前の状態(未病)を治す」ということを表しています。
いかに東洋医学が古くから予防医学を重視してきたのかが分かります。
病気になってから治すよりも病気になる前に治す方がより早く、より簡単に治ることを理解していたのだと思います。
未病を病にしないことが大切
私たちの身体には生理的活動のバランスを保ち、常に健康でいようとする働きがあります。
その働きを「生体の恒常性(ホメオスターシス)」と呼んでいて、その力を「免疫力」and「自然治癒力」などと呼んでいます。
「未病」を改善するにはその身体本来の持つ力を整えることが大切です。
まずは乱れた生活習慣を正しましょう。
飲食を整え、休息を取り、適度な運動をし、溜まったストレスを発散しましょう。
大抵の場合それだけで変化が表れると思います。
それでも改善しないときは、漢方薬や鍼灸・マッサージ・気功などの東洋医学的な治療を試みてはいかがでしょうか。
「未病」を「病」にしないことが大切です。
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