2024年February

한의학 생활 에피소드 76 균형은 자율신경계에 중요하다

2024年2月18日

 自律神経は心臓の拍動や呼吸、胃腸の消火などを担当している神経です。
自律というように、昼も夜も規則正しく、私たちの意志と無関係に働いています。
そうでないと、そそっかしい人がうっかり呼吸を忘れてしまったり、心臓を止めてしまったりしたら大変なことになりかねますからね。

 昼間は明るい日光の「陽の世界」「交感神経」が働き、夜は暗い「陰の世界」に入って昼間の活動をメンテナンスするために、「副交感神経」が勝手に働いているのです。

 しかし最近では「陽と陰」、つまり昼間と夜の境が曖昧になりがちです。
夜遅くまで残業で働いたり、深夜営業の人、病院の看護士など昼夜が逆転している人もいます。
 なるべく「陰陽の法則」を守らなければなりませんが、そうはいっていられない現状もあります。

 そのような方は、照明や暗さをご自分のペースに合わせて意識的に「陽と陰」を作って、バランスをとることも一つの方法かもしれません。
 逆に「交感神経」が働かず、休んでばかりいる人もそれはそれで健康を害することがあります。

 活動と休息、つまり陽と陰、交感神経と副交感神経、どちらもバランスが大事なのです。

한의학의 삶 75화 모든 것에는 '음'과 '양'이 있다

2024年2月12日

 「あなたは陰気な方ですね」といわれたら、どう思いますか?
あまりいい気がしないという方が多いかもしれませんね。
人間の場合は、暗い人より明るい人の方が好印象です。

 しかし「陰」は、なくてはならない必要なものなのです。

 それでは具体的に「陰」と「陽」についてみていきましょう。
例えば、一日で考えると太陽が出ている間は「陽」になるので積極的に行動し、太陽が沈み暗くなると「陰」になるので、睡眠に備えてカラダを休めるといった考えがあります。
 お昼まで寝ていたり、夜遅くまで起きていたりすると、カラダがだるくなったり不調になったりします。
この状態は「陰陽」のバランスが悪くなっているからだと考えられます。
健康な人は、「陰陽」のバランスがよく、病気になりにくい状態を維持できます。
一方、病気になる人は、「陰陽」のバランスが崩れており、病気になりやすいと考えます。

 また、男女で考えると、男性が「陽」で女性が「陰」にあたります。
男性と女性がいなければ新しい命を生み出すことができません。

 陰陽学説で考える“季節”もカラダの状態を判断したり、治療や養生に応用することができます。
春から夏は「陽」の気が盛んになるため活発に行動するように、秋から冬にかけては「陰」の気が盛んになるため行動を控えるようにと考えています。
 例えば、漢方には、夏の過ごし方は冬の病につながるという考え方があります。
これを「冬病夏治(とうびょうかち)」그것은 라고합니다.
夏は、暑いからといって、冷たいアイスを食べすぎたり、クーラーの部屋に長くいるとカラダが冷え切ってしまい、冬に病気を起こしやすくなるという考えです。
夏の間は、「陽」の気をカラダにとりいれるために、活発に動くことが大切です。

 一方、冬は「陽」の気が少なくなるため、植物や動物と同じように、人も活動を控える季節です。
冬には、人が生きていくために必要な気を発散させないように、過度なダイエットをしたり、新しいことをはじめるなどといった行動は控えた方がいいでしょう。

 ただし、漢方では、あくまでもバランスが大切だと考えられています。
「陽」が盛んなときに動きすぎると「陰」を損傷しやすく、「陰」が盛んなときに行動を控えると「陽」を損傷しやすくなります。
漢方には「中庸(ちゅうよう)」という言葉があり、過不足なくほどほどにという考えがあります。

 なにごともその人にとってちょうどよい状態を保つことが大切です。
このように「陰と陽」は人間が生きていくためには大切な要素なのです。

한의학 생활 74화 추위와 더위의 법칙

2024年2月8日

 漢方では、普段家庭で使われているような食材についても、いくつかのルールがあります。
その一つが「寒熱」のルールです。

 具体的には、身体の不調が起こったときに、その原因が「冷え」からきているのか、「熱」からきているのかを判断する必要があるということです。

 西洋医学でも腰痛や膝の痛みの場合に、温湿布か令湿布かを使い分けます。
しかし生理痛や腹痛の場合は主に痛み止めの薬が処方され、寒熱の区別を確認されることはありません。

 漢方では生理痛、頭痛、腹痛などをはじめほとんどの不調の治療で、必ず原因が寒さなのか熱なのかを区別して処方を選びます。

 食材にも「寒熱」の区別があります。
身体を冷やす傾向のあるもの、温める傾向のあるもの、どちらでもないものに分かれ、「玲・涼・平・温・大熱」の区別があります。

 ・ 土の中で育つものは身体を温めるものが多い
    人参・山芋・生姜・葫・玉葱・らっきょうなど。
   ただし大根と牛蒡は冷やす食べ物なので鍋物など調理で工夫してください。
 ・ 香辛料は身体を温める
    唐辛子・胡椒・山椒・丁子・ターメリック・シナモン・カレー・キムチなど
 ・ 牛肉・鶏肉・豚肉は身体を温める
    特に羊肉は身体を温める力が強いです。
 ・ 鯵・秋刀魚・鮪・鰻など脂ののった魚、鮑・海鼠・海老などは身体を温める
    海老は温める食材、蟹は冷やす食材です。
 ・ 暑い季節にとれるものや南国でとれるものは身体を冷やす
    胡瓜・茄子・トマト・西瓜・苦瓜・パイナップル・バナナ・マンゴー・キウイフルーツなど
 ・ 青・緑・紫・白など寒色のものは身体を冷やす
    茄子・苦瓜・緑豆・白砂糖など

한의학 생활 73화 봄날

20242월 3일 -

 立春は冬から春に変わる喜ばしい日といわれています。
冬に眠っていた動物は冬眠から覚めて、草花は地面から顔を出し始めるころです。

 旧暦の頃は立春の日が一年の始まりと考えられていたといいます。
つまり、立春は正月に当たり、前日の節分は大みそかになります。
 中国では春節といって、日本の正月に当たり、連休になり、爆竹を鳴らしてお祝いします。

 節分には、新しい年に鬼が来ないように豆まきをしますが、この豆を年の数だけつかんで食べると一年中健康に過ごせる言い伝えがあります。
 節分の日には鰯の頭を柊で刺して、玄関に飾るという風習もあります。
鰯の臭い匂いと柊の棘で鬼が退散するそうです。
 禅寺では、新しい年が大吉であるように「立春大吉」と書いて門前や家の玄関にお札を貼るそうです。

한방의 삶 제72화 겨울의 누룩맛 음식과 검은 음식으로 안티에이징

20242008년 2월 2일

 五臓の関係でいうと冬は「黒い食べ物」と、「鹹味」がお勧めです。

 「鹹味」とは、「塩味」그것이.
いわゆる精製した塩ではなく、海からとれる塩の味です。

 「鹹味」は、かたくなったしこりを柔らかくする働きがあります。
身体を潤して気持ちや熱を静めたり、解熱作用や便秘にも良いとされています。
「鹹味」は、「五臓の腎」の働きを良くするとされているのです。

 漢方では、"신장"は成長と発育、ホルモンの分泌などの役割があり、不足するとだんだん加齢の症状が始まります。
つまり、「鹹味」は、物忘れや、精力減退、足腰の弱り、尿漏れ、冷え性などを防止する効果があるといえます。

 「鹹味」を持つ食べ物としては、昆布・海苔・ワカメ・海藻・いか・蟹・ナマコ・海月・蜆・牡蠣などがあります。

 もう一つ、冬の季節にお勧めは「黒いもの」이다.
「黒い食べ物」は、"신장"を元気にします。
黒豆・黒コメ・黒砂糖・黒木耳・黒酢・昆布・海苔・ヒジキ・ワカメ・プルーンなどです。

 残念ながら老化は誰でもゆっくりと進んでいきますが、スピードを落とすことは可能です。
60歳では、前後の15歳の差が出てくるという新聞記事を以前見たことがあります。
つまり、同じ60歳の人でも、53歳の若さを保っている人と、67歳になってしまっている人がいるというのです。
その差は年齢が上がるほど大きくなるというのです。

 甘いものの過食は"신장"を弱らせ、髪を弱らせます。
いつまでも若々しく、美しい髪を保つためには「鹹味」그리고「黒い食物」を常食し、甘いものを避けるというのが漢方からのおすすめとなります。
 髪は見た目の若さを左右する一番の要因と私は考えています。
美しい髪を保ち、元気でボケないように、毎日ご飯に黒ゴマをかけて、味噌汁にワカメを入れたり、黒豆を常食しましょう。