漢方の暮らし 第57話 乾布摩擦・マスク・マフラーでで、風邪予防

2023In October 27.

 漢方ではウイルスの侵入口は、口・鼻・皮膚と考えています。
「体に皮に合いし、その華は毛にある」「肺は鼻に開く」とされています。
 コロナウイルスの侵入口は口・鼻や目などの粘膜とされています。
ウイルスは口、鼻、だけでなく皮膚からも入ってくるという漢方の考え方とも合致します。

 初秋の頃はまだ天候が不安定で朝と夜の気温差もかなりあります。
まだ夏の暑さが残っていても、外出時はマスクのほかに薄手の上着やマフラーも用意してください。

 風邪の侵入口は首の後ろの"Fumon"という場所です。
風邪をひきやすい人やご高齢の方は、少し早めですがカイロを用意した方が賢明です。

 秋口になると急に肌荒れや肌に艶がなくなるのを感じることはありませんか。
原因は「肺」の不調にあるのです。
「体に皮に合いし、その華は毛にある」
漢方では「肺」の不調は皮膚に表れると考えられているのです。
「肺}は胃腸で作られた栄養物や水を全身に運んで肌を滋養する働きがあるのです。
 乾燥する季節には、汗からの水分の不足や肌に必要な栄養分の不足が起こりやすいのです。

 そのため、「肺」の機能が弱くなると、肌荒れや痒み、肌のトラブルも起こりやすくなります。
「肺」に熱がこもっていると、ニキビや皮膚の赤身、腫れといった症状が現れることもあります。

 皮膚の不調は、クリーム・軟膏などの保湿剤や薬に頼るだけでなく、「肺」の機能を高めて身体の中から改善することが大切です。
 「肺」の不調は細菌やウイルスの防衛だけでなく、肌荒れや手荒れなどの不調、「肺」に関する「大腸」にも影響して便秘などの原因になります。

 「乾布摩擦」は、肌を丈夫にして「衛気」の働きを良くし、「肺」からの細菌・ウイルスを防ぐ方法です。

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