漢方の暮らし 第54話 肺はいろいろな邪と戦っている
「風邪は百病」の長と言って、季節によっていろいろな邪を連れて「肺」に侵入してきます。
冬場など寒い季節には「寒邪」が「肺」から侵入してきます。「風寒」といいます。
くしゃみ、頭痛や寒気を伴い痰や鼻水の色が透明で切れやすいのが特徴です。
身体を温める方法で退散してもらいます。
梅雨の季節や夏の湿気は「肺」から胃腸に侵入してきます。「風湿」といいます。
下痢や発熱、吐き気、張ったような頭痛、鼻水が粘る、身体が怠い、口が渇いても飲みたがらない等の症状が出ます。
身体の余分な水を出す方法で退散してもらいます。
夏の季節や、暖房などの暑さを伴う風にあうと熱の邪が「肺」から侵入してきます。「風熱」といいます。
急に咳が出始めて、頭痛や身体の熱感、喉の腫れや痛み、喉の渇きなどを伴うのが特徴です。
痰や鼻水は黄色く、切れにくくなっています。
秋などに乾いた風にあうと乾燥の邪が侵入してきます。「風燥」といいます。
喉が乾燥して潤いを奪うので、乾いた咳や空咳が起こります。
喉の痛みや、痰は出ないか、また少なくて粘り、血液が混じることもあり、口や唇、喉も乾きます。
「肺」を潤す方法で追い払います。

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冬場など寒い季節には「寒邪」が「肺」から侵入してきます。「風寒」といいます。
くしゃみ、頭痛や寒気を伴い痰や鼻水の色が透明で切れやすいのが特徴です。
身体を温める方法で退散してもらいます。
梅雨の季節や夏の湿気は「肺」から胃腸に侵入してきます。「風湿」といいます。
下痢や発熱、吐き気、張ったような頭痛、鼻水が粘る、身体が怠い、口が渇いても飲みたがらない等の症状が出ます。
身体の余分な水を出す方法で退散してもらいます。
夏の季節や、暖房などの暑さを伴う風にあうと熱の邪が「肺」から侵入してきます。「風熱」といいます。
急に咳が出始めて、頭痛や身体の熱感、喉の腫れや痛み、喉の渇きなどを伴うのが特徴です。
痰や鼻水は黄色く、切れにくくなっています。
秋などに乾いた風にあうと乾燥の邪が侵入してきます。「風燥」といいます。
喉が乾燥して潤いを奪うので、乾いた咳や空咳が起こります。
喉の痛みや、痰は出ないか、また少なくて粘り、血液が混じることもあり、口や唇、喉も乾きます。
「肺」を潤す方法で追い払います。

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