漢方の暮らし 第49話 胃腸と脳梗塞、認知症

2023年9月17日

 胃腸の丈夫な人でも食べすぎ飲みすぎた後や、脂っこい食事が続いたり、冷たいドリンクを摂りすぎた後で疲れて身体がおも怠るく、眠たくなったりすることありませんか?
冷食、生もの、脂っこいものは胃腸の働きを悪くして、実にいろいろな疾患が出てくると考えられているのです。
 胃腸の働きが悪くなると、「気血水」の製造が悪くなって「気虚の原因になり、疲れや集中力の低下などが起こります。
「気のエネルギー」が低下すると、「気血水」の運搬が悪くなり、回りまわって、気の渋滞による「気滞」や血の渋滞による「?血」、水の渋滞による「水毒」などが起こります。

 暑くて食欲が衰え、そうめんやお茶漬けで済ませていませんか?
納涼会で冷たいビールを飲みすぎたり、激辛ラーメン店巡りなどをしてませんか?
その生活は、巡り巡っていろいろな不調のもとになるもしれません。

 元気がなくなって集中力がなくなる、イライラして不眠が続く、身体がおも怠い、慢性の頭痛、腰痛、膝に水が溜まって痛む、口臭や体臭がきつくなるなどの症状が出ることあるので要注意です。
 特に注意しなくていけないのは、「気虚」「気滞」「?血」、冷えが生活習慣病の原因になり、「脳梗塞」「認知症」がおこりやすくなることです。
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