漢方の暮らし 第43話 腸は考える臓器

20232 de agosto -

 地球上に最初に生物が生まれたのが約40億年前。
竹輪だった人間も、5億年くらい前になると二本足で歩くようになり、最後に神経系や免疫系が頭部に集まって"Cérebro"が形成されたのです。
 「腸」だった人間でも、「腸」"Cérebro"の役割を果たしていたということが証明されています。
その証拠に、人間の「腸」にはものすごく多くの神経細胞が集まっています。
 人体における「セロトニン」の量は全体で10㎎ですが、そのうち約90%は腸に存在して、"Cérebro"に運ばれるというのです。
 つまり、竹輪だった頃の私たちは「腸で考えていた」のです。

 ストレスや不安感など精神的な問題は、「腸」の受け持ちだったのです。
「腸は第二の脳」といわれるゆえんです。

 「腸」が免疫力と考える力を持っているという説は多くの先生が提唱しています。
胃腸関係が丈夫な人は、きっと「ふっとぱらな人」「腹が座った人」になれるでしょう。

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