人間の体は60兆個の細胞から成り立っているといわれていますが、
頭からつま先まですべて「タンパク質」で作られています。
血液はもちろん、胃腸を含む内臓や筋肉、組織、爪や髪、など目に見える所はもちろんです。
子宮や卵胞や卵子、精子なども「タンパク質」です。
「タンパク質」の不足は「腎」の弱りに直結します。

　「タンパク質」を構成するのが「アミノ酸」です。
「アミノ酸」は「タンパク質」を作るときの、パズルを組み立てるのに必要なコマです。
　そして「アミノ酸」の中には、食べ物からしか得られない9種類の「必須アミノ酸」があります。
「必須アミノ酸」というコマが欠けている「タンパク質」をいくらたくさん摂取しても、
ある種の「タンパク質」を組み立てることができません。

　昔からスッポンやマムシ、卵などが精をつける食べ物になっています。
これらはすべて「必須アミノ酸」を含む「タンパク質」です。