2022July 29 -
Boost immunity Don't lose to the new coronavirus!!!
Boost immunity Don't lose to the new coronavirus!!!新コロナウイルスに負けずに健康な毎日を送るには、免疫力を上げることが重要です。
免疫力とは、病原菌やウイルスなどの異物から体を守る機能のこと。
免疫力が下がるということは、体を守る力が弱まるということなので、病気にかかりやすくなってしまいます。
また、汚染物質やほこり、老廃物などを処理するのも免疫の役割なので、免疫が下がるとアレルギー症状が出たり、肌荒れしやすくなったりもします。
それでは、免疫力を上げて、病気に強い健康な体にするにはどうすればよいのでしょうか。
免疫力を上げるための4つのポイントをご紹介します。
1、 適度な運動と入浴
代謝や体温を上げることは、
免疫力を上げることにつながります。
免疫細胞のなかには、異物が入り込んだときに抗体を作るよう指令を出すT細胞と、T細胞の指令を受けて抗体を作り出すB細胞というリンパ球が存在するのですが、リンパ球は体温が上がると増えて活発化する性質があるためです。
免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃程度で、そこから体温が1℃下がると免疫力が30%ほど下がり、1℃上がると免疫力が最大5~6倍ほど上がるといわれています。
風邪などをひいたときに熱が出るのは、
体が体温を上げることで免疫細胞を活発化させ、病原菌を退治しようとしているからなのです。
また、体温が上がると副交感神経という、心拍数や血圧を下げる働きがある神経が優位になって体がリラックスするため、ストレスの軽減にもつながります。
1日10分程度でよいので、少し汗をかくくらいの運動をしたり、
40度くらいのお風呂につかったりしてみましょう。
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2. 質の良い睡眠をとる
免疫力を上げるには、質の良い睡眠をとることも重要です。
睡眠中は副交感神経が優位になり、心も体も緊張状態から解き放たれてリラックスするため、免疫細胞が非常に活発になります。
質の良い睡眠とは、「途中で目覚めることなく朝まで安眠できる」「目覚めがよく、起きてすぐに動ける」「日中に眠気が出ない」などの条件を満たす睡眠です。
また、ぐっすりと眠るためには副交感神経が優位になる必要がありますが、ストレスを感じると体を覚醒させる交感神経が優位になってしまうため、ストレスをためないことも大切です。
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3. 栄養バランスのとれた食事
腸内環境が崩れると免疫機能のバランスも悪くなってしまいます。
腸内環境を整えるためにおすすめなのが食物繊維を含んだ食材です。
食物繊維は野菜や海藻、きのこ、豆類、いも類などに多く含まれています。
食物繊維には腸内の有害物質を便とともに排出させたり、
腸内の善玉菌を増やしたりするはたらきがあります。
免疫機能は数多くの免疫細胞が協力し合うことで成り立っていますが、それらの免疫細胞の主成分はたんぱく質です。
そのため、たんぱく質が不足すると免疫細胞がうまくはたらかなくなるといわれています。
免疫機能を維持する上でたんぱく質は重要な存在なのですね。
たんぱく質は肉類や魚類、卵、豆類などに多く含まれています。
特に豚肉や卵、魚類などはたんぱく質が豊富です。
たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルを含む食材も免疫細胞のはたらきを 強化する効果が期待できます。
ビタミンのなかでは、ビタミンAやビタミンEに免疫細胞の機能を維持するはたらきがあるといわれています。
これらのビタミンは野菜から摂取することがおすすめです。
例えばにんじんには体内でビタミンAに変化するβ-カロテンが豊富に含まれ、体の粘膜のはたらきを正常に保つはたらきがあります。
口や鼻などにある粘膜は外部から侵入してきた異物を最初に迎え撃つところです。
そのため、粘膜の機能がきちんとはたらくことは免疫機能にとって重要なのです。
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4. よく笑う
免疫力を上げるための1番簡単な方法は、よく笑うことです。
笑うと副交感神経が優位になって体がリラックスしますし、
ストレス解消にも役立ちます。
また、IgA抗体という体内に侵入してきた異物にくっついて無力化する免疫物質があるのですが、笑うと体内のIgA濃度が上昇し、
免疫を高めるという研究結果もあります。
作り笑いでもIgA濃度が上昇するといわれているので、ストレスがたまっていたり、
体調が悪かったりして心から笑えないときは、笑顔だけでも作ってみてください。
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