腹痛 痛みと病気の関係 パート2

202111 月 22 日。

どんな病気が関係しているか
「腹痛」の症状が現れる主な病気の中で、発症頻度の高いもの、特徴的なもの、
注意が必要なものをとりあげました。

症状とその特徴 疑われる主な病気
・腹痛(みぞおちから右下腹部に移動することが多い)
・食欲不振、吐き気、嘔吐
 小腸と大腸の間にある虫垂に炎症が起きる。お腹が固くなり、
 歩行やせきで痛みが増す 急性虫垂炎

・腹痛
・発熱や頭痛、吐き気、下痢など
 細菌やウイルス、寄生虫の感染により腸で炎症が起きる
 感染性胃腸炎(ノロウイルス、カンピロバクターなど)

・食後(胃潰瘍)/空腹時(十二指腸潰瘍)の上腹部痛
・みぞおちの痛み、不快感
・胸やけ、げっぷ ピロリ菌の感染や非ステロイド性抗炎症薬など
 により粘膜に潰瘍ができる 胃潰瘍 十二指腸潰瘍

・腹痛、腹部膨満感
・吐き気、嘔吐、食欲不振
 開腹手術後の癒着や摂取した食べ物により、
 腸が詰まってしまい、内容物が停滞してしまう
 イレウス(腸閉塞)

・腹痛(上腹部)、背中の痛み
・発熱、嘔吐など
 胆石や酒の飲み過ぎなどにより膵臓が刺激され、
 炎症を起こす 急性すい炎

・激しい腹痛(下腹部、背中)
・血尿
 腎臓から尿道までつながる尿路のどこかに石ができ、詰まる
 尿路結石

・腹痛、張り(下腹部)
・不正出血 受精卵が本来の場所(子宮)以外に着床。
 そのまま大きくなると周囲の臓器を圧迫・破裂の危険
 異所性妊娠(子宮外妊娠)
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