2021年5月19日

心と身体のストレス対策で腰痛は治る

2021年5月19日

 腰痛ケアの基本は、痛くても出来ることは進んでやることです。
痛みを完全に消失するのでなく、痛みに拘ると逆効果です。
むしろ、痛くても動けることを目標にすることで、結果的すごく楽になったというケースが多いです。
痛いから、あれもできない、これもできないと行動を変化させるのが一番よくありません。
 医療機関・治療院での治療は通常、炎症を鎮めて痛みを緩和する保存的治療が主体です。
そのため、低下した心身の機能を元に戻すには、セルフケアが重要になってきます。
 セルフケアの柱は大きく二つです。
運動で活動性を維持することと、脳の活性化です。
どちらも気分と痛みの両方を改善します。
特に運動は慢性腰痛の緩和効果が高く、
ストレッチや腰痛体操は、痛みに対する不安が急に低下させ、また、腰痛予防の効果もあります。
 
 一方、ウォーキングやサイクリングなどの有酸運動は、脳のセロトニンの分泌を促す作用で、
鎮痛効果を発揮するとともに、欝気分を和らげます。
同様の効果はヨガにもあります。
 
 これまでにオビオイド分泌を促す作用が明らかになっているのは、心地よい音楽、
香り、スイーツを食べることなどがあります。
何を心地よいと感じるかは人それぞれです。好きな物を選んでさっそく試してみてください。
 それでも痛みが長引く場合は、周囲に対し依存的になっていないか振り返って見てください。
痛いとき優しくしてくれる人がいると、痛みはなかなか治りません。
甘えが痛みを長引かせていることに、自分で気づけるひとは良くなります。

 脳を直接刺激する方法も、気分と痛みの両方を改善します。
脳には報酬系と呼ばれる部位があり、快刺激を受けるとオピオイド(脳内麻痺)を分泌します。
その結果、気分が良くなるだけでなく、痛みも和らげてくれます。