2021年4月

経営力を磨く

2021年4月29日

令和3年度倫理経営講演会を4月19日(月)ウインク愛知で聴講しました。テーマは「経営力を磨く」 

 新型ウイルス感染症の拡大により、従来の社会生活は一変し、先の見えない状況の中での事業のかじ取りは一層厳しいものとなっています。
この荒波を乗り越えていかなければなりません。
求められるのは、トップの人間力を土台とした“経営力”なのであるという講話でした。

1,経営の「経」を大切に
  経営の「営」とは、現実の様々な状況に対して、どのようにしたら事業や物事がうまくいくのかの方策を考  え、実行することである。
 それに対して「経」とは、時代が変わっても変わらない原理・原則、あるいは経営の理念や基本方針を指す。
 「経」と「営」、この両方が噛み合ってはじめて「経営」となる。
2、易と不易を見極めて実行する
  変えるべきものは大いに変える。変えてはならないことは変えない。(易不易の原理)
 創業の精神はあくまでも変えてはならない。
 経営者や事業主であれば、自分で実践課題を決めて新たな何かにチャレンジしてみたり、動きや場を上手に変化 させながら、朗らかな気分で「創業の精神」を一貫していく。
 そしてあらゆる面にわたって、常に研究することを忘れてはならない。
3,倫理経営とは何か
  「倫理経営」とは、倫理に基づいた経営。
 純粋倫理によって、トップの人間力は間違いなく磨かれ、成長する。
4,求められる二つの力
  一つは「意思力」であり、それを生む「高い志」である。そしてもう一つは「実践力」である。
 経営者の高き志に基づいた意思力と対をなすのが、実践力。
5,キーワードは「何のために」
  「よりよく」とは、目的の定まった方向性があってはじめて具現化していく。
 目的の自覚が使命感である。そのキーワードは「何のために」となる。
 「何のために」と問うことすなわち、哲学することだ。
6,経営の視点で「自社の存在意義」を問う
  経営の視点で見れば「なぜわが企業は存在しているのか?」と問い、答えを見出そうとする企業哲学こそ第一 に優先すべきことだ。
7,一難ごとに心境を磨く
  一難ごとに、高い己の世界を開拓していく。
 富も、地位も、名誉も、衆望も、これにそうで、自然にその人に集まってくる。
8,求められるトップの率先模範
  愛とは、「結びつける」ことを本質化している。別々の存在を結びつける力が愛である。
 トップの率先垂範が、社内の人たちに結び付けることになるので、「率先垂範は愛の行為」となる。
9,小さなことに心を込める
  倫理経営では「小さな実践」を重要視する。
 経営者が自ら率先して生活法則を実践し、垂範することで、その企業のよき社風が創られる。
 挨拶・返事・後始末・清掃・即行・断行・感謝・約束厳守・夫婦の愛和…。
 そうした日常卑近な実践に、心を込めて喜んで取り組むことで、人徳が磨かれる。
10,働きの原動力
  恩は、自覚にねざした感謝の思慕であり、これを実践にあらわそうとすることである。
 おかげでこうなった、何とかお返しせずにおられぬという心持である。
11,事業繁栄の鍵は夫婦にあり
  家庭を調和させる鍵は、夫婦の関係にあり。
 夫婦の愛和の度合いが増すと、夫の経営する事業が目に見えて好転していく。
12,目標があるから希望もわく
  目標意識をはっきりと持つことは、希望の火を掲げることと同じである。
 希望のあるところ必ず目標あり、目標があるから希望も湧く。
 生きている限り、今はこれをやるのだという目標をしっかりと見極めて、堂々と毎日を働きぬく。
 これが生き甲斐というものだ。
                             「倫理経営原典」丸山敏秋編著

必要換気量とは?二酸化炭素濃度を指標としたコロナ対策

2021年4月16日

 池田鍼灸治療院では、患者様に安心し治療を受けていただけるように、
新型コロナウイルス対策として、
院内の換気をただ単に空気を入れ替えるだけでなく、
より効果的に行うために『必要換気量』という数値が目安に行っています。

 「二酸化炭素濃度(CO2濃度)」の数値を測ります。
部屋の広さ、そこにいる人数に関わらず「二酸化炭素濃度を1000ppm以下に抑える」ように換気することが、
室内の空気をクリーンに保つために効果的です。
池田鍼灸治療院内も、「「二酸化炭素濃度を1000ppm以下」に抑え、換気しています。

 これからも、患者様に有益となるサービスを提供しようとする我が院の施術は変わることはなく、
心安らぐ空間で最高の技術を提供して皆さんの健康回復・増進に努めることで地域社会への貢献を目指していきます。

現代人の体調不良の多くは「食べ過ぎ」が原因です。

2021年4月14日

 昔から常識的に伝えられている、病気の人には「食べないと力がつかないから」といって無理やり食事をさせたり、
疲労で食欲がないのに食欲増進させる薬を飲んだりするのは間違いだと思います。

 身体が不調になると、自然に食欲不振になりますが、
それは老廃物を減らして健康状態に戻ろうとする体の働きがあります。
自然な体の働きに逆らおうとする栄養過多な行為は、老廃物を増加させ、かえって体を悪くしてしまいます。
 消化器官は消化吸収が追いつかずに胃炎、腸炎を起こしているのに、
消化剤や整腸剤を飲んで無理に食事を取り続けようとします。
糖尿病、痛風、がん、脳卒中、心筋梗塞などの病気は、栄養過多が原因で引き起こされているのです。

 マラソン選手に太った人はいないように、スリムな体でもスタミナを秘めています。
 健康雑誌に掲載されたのですが、筋力と内臓の力は比例し、筋力が弱っているのに、
内臓の力だけは強いということは、まずありません。
「肉を食べるから強く健康になる」のではなく、「強いから肉を食べられる」という理屈になります。
 白髪や白内障が出はじめるなど、白色が目立ってくる人が、体を冷やすような牛乳などを飲むのは体の生理に合いません。
そのような人は、海草、野菜、豆類、小魚、イモ類、魚介類などを加熱調理したものが良いと思います。


五月病に備えて

2021年4月9日


春は「木の芽時」(このめどき)」。
草木が芽吹く頃は気温の変化も大きく、疲労が蓄積し、
ホルモン・免疫・自律神経系にも影響が出やすい季節です。
そして日本では新年度が4月から。
環境の変化も大きい今日この頃・・・そろそろ気をつけたいのが“五月病”です
五月病とは…?
医学的には“うつ病”・“適応障害”と考えられる病態ですが、
症状として倦怠感・不眠・焦燥感などが表れたら要注意。
①忙しくても休養(オン・オフを) 
②気の置けない仲間と話しましょう 
③なじみの音楽・映画・小説・漫画などの世界に触れてみましょう。

 さて東洋思想の五行論(木・火・土・金・水)では、春は「木」の季節とされ、
五臓六腑の働きでは「肝」に影響しやすいとされます。
東洋医学でいう「肝臓」は現代医学のそれとは異なり、
新陳代謝・感情の安定・栄血の貯蔵・筋肉の緊張維持を調整し、
気分として「怒」それはストレスと密接に関係しています。
 そんな「肝」の機能失調に、鍼灸治療が有効です。
「鍼灸治療」はリラックス効果・抗炎症作用・筋緊張改善作用を引き出します。、
それ以外に、気分の安定・改善が期待されます。
症状が取れないときは、心身一如の鍼灸治療がお手伝いできます。

4月・5月の診療 お知らせ

2021年4月7日

春は「木の芽時」(このめどき)」。
草木が芽吹く頃は気温の変化も大きく、疲労が蓄積し、
ホルモン・免疫・自律神経系にも影響が出やすい季節です。
鍼灸治療で腰痛や膝痛、心身症など様々な症状に対して、
改善をしてきており、また部分的な治療だけでなく、
トータルでケアができる池田鍼灸治療院でお待ちしています


4月19日(月) 午後の部 休診
  29日(木)みどりの日 休診

5月3日(月)憲法記念日 平常通り診療
  4日(火)みどりの日 平常通り診療
  5日(水)こどもの日 平常通り診療