2017年11月

冷え性をなくすツボ

2017年11月26日


冷え性をなくすツボ
手足の冷えが気になる季節になりました。背中や腰が冷えたり、手足の先がなかなか温まらないと、無意識に体を丸めてしまうものです。これではお洒落をしてもきまりません。冷え性は自律神経の乱れと血液の循環の悪さが原因です。ツボ押しで体の冷えを解消し、背筋を伸ばしましょう。
紹介するツボは、自律神経を整え血行を良くする指間穴(しかんけつ)・虎口(ここう)・八風(はっぷう)と血海(けっかい)、三陰交(さんいんこう)です。

いずれも左右の手と足の甲側、指と指の間のつけ根にあります。
「指間穴」は手の人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指の間。
「虎口」は手の親指と人差し指の間。
「八風」は足の親指から小指までの指の間です。
「指間穴」、「虎口」ともに、親指と人差し指でツボをつまむようにはさんで少し強めに押し揉み、指先に向かって引っぱってはなします。1カ所につき10回程度行ないます。
「八風」も同じようにしますが、右足の時は左手で、左足の時は右手といった具合に、足と反対の手で刺激します。
一巡する頃には指先がポカポカしてきますが、温まらないときはもう少し続けましょう。

「血海」は膝を伸ばした状態で、膝の内側、膝の皿から2.5cm上がった辺りにあります。
大腿骨のすぐ脇の痛みを感じるところです。
親指をツボにあて、大腿骨に向かって30回程度押し揉みます。椅子に腰掛けて、両足を同時に行なうと適度な刺激が加わります。
※脂肪太りの解消、肌のツヤを良くするのにも効果的です。

「三陰交」は足の内くるぶしから指4本分上、すね骨のすぐ後ろにあります。
軽い痛みを感じるところです。
椅子に腰掛け、足首を片方の膝の上に乗せます。右足は左手で、左足は右手といった具合に、足と反対の手の親指をツボにあて、足首をはさむように持って押し揉みます。
左右ともに2~3分程度行ないます。