體檢不

2017在 10 月 27 日。


 誰しも健康になるために健康診断を受けていると信じています。
だが、その科学的根拠は非常に曖昧です。
厚生労働省の研究によれば、健康診断の代表的な24の検査項目のうち、
病気の予防や死者の減少という視点で有効性を示す根拠があるものはたったの6項目だけです。
その6項目とは血圧・身長・体重・飲酒・喫煙・鬱病・糖負荷試験。
その他の項目の検査結果は一喜一憂する必要がないということです。
 健康診断の基準値が、非常に厳し目に設定されていることも問題です。
日本の基準値の問題は、年齢別に分けられていないことです。
20歳の人も80歳の人も同じ血圧でいいなんてありえません。
40年ほど前には血圧は「年齢+90」が正常値と言われていて、ずいぶん非科学的だなと感じたものですが、
今思えば現在の基準値(135/85㎜Hg)の方がよほど非科学的です。
 コレステロールの値も日本では220㎎/?が標準とされているが、
アメリカでは30代までは220㎎/?、40代では245㎎/?、50歳を超えると265㎎/?と基準値が年齢別になっています。
とくに閉経後の女性はコレステロール値が高くなります。
日本では55%の人が異常と判断され、そのなかには本来、飲む必要のない薬を飲んでいる人もいるのです。
要するに健康になるために検診を受けているのに、逆に病人にされてしまっているのです。
 とりわけ高齢者の場合、基準値を無理に守ろうと思って降圧剤や糖尿病薬を飲むと思わぬ問題が生じるケースがあるのです。
血圧が下がり過ぎたり、低血糖に陥ったりして、転倒することがあるのです。
転んで骨を折り、それがきっかけで寝たきりになったり、認知症が進んだりしては元も子もないです。
薬の飲み方は医師とよく相談された方がいいです。
 肺がんを発見するためのレントゲン検査も意味がないです。
そもそもレントゲン検査は結核を発見するために行われていたもので、結核患者がほとんどいなくなったため、
肺がん発見の名目に切り替えられたのです。
そうしないと多くのレントゲン技師の仕事がなくなってしまうからです。
レントゲンで見つかるような肺ガンは、すでにかなり進行している状態です。
肺ガンを見つけるなら、CTやMRIで立体的に検査しなければなりません。
 50歳、60歳ともなれば自分の身体と長年付き合ってきたわけですから、異常があれば気付くはずです。
1~2週間で治れば医者に行く必要はありません。
2週間以上、異常が続くようでしたらその時点で病院に行けばいいです。
 一方、CTやMRIには細かい部位まで見え過ぎるという問題があります。
例えば治療の必要のない小さな血栓が脳で見つかり、それを除去しようと危険な脳手術を行って失敗し、
半身不随になるというもあるのです。
 下手に検診や人間ドックを受けて心配するよりも、自分の身体の調子に素直に向き合うことです。
それがれきれば、これからも健やかな生活を送ることができるはずです。
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