「西洋医学は父なる医療、東洋医学は母なる医療」、

2017年7月28日

 
一刻を争う救急救命や命にかかわる難病など、病院では西洋医学が得意とする治療が施され、
日々多くの命が助かっています。
また、辛い症状を和らげる薬の効果に助けられている人も多くいらっしゃいます。

 その一方で、不定愁訴や自律神経失調症、慢性疾患などで困っている方や、
更年期障害や不妊、逆子やつわりなど産科・婦人科の症状で悩んでいる方が鍼灸院をおとずれ、
多くの人が自己治癒力によって快方していきます。

 また、病院で完治不可能と言われた病でさえも、鍼灸で改善したという例が数多く報告されています。

 東洋医学と西洋医学、どちらが優れているというものではないのです。

 それぞれの治療には、特長と得意とするところがあります。

 東洋医学の自己治癒力を導く医術、西洋医学の命を救う医療、いずれも人々の健康のためにある素晴らしい医学です。

 現代には、どんな病も瞬時に治してしまうような治療法はまだありません。
しかし、東洋医学、西洋医学という治療法があります。
それぞれの特長を生かして病を治していくという方法があるのです。

 「西洋医学は父なる医療、東洋医学は母なる医療」、なのです。
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